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2017年5月14日日曜日

(873) 仏教の日本への伝来 / 仏教と儒教(2)


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 日本への仏教の公伝は、538年とも552年ともいわれる。本章では、その後、奈良時代までの仏教思想について学ぶ。

<構成>
 聖徳太子の思想
 
 南都六宗の思想
2-1 三論宗
2-2 法相宗
2-3 華厳宗
2-4 律宗

本章では、これらの仏教の高度な哲学の初歩を了解し、日本仏教の基盤にある大乗仏教の世界観について理解することをめざす。

 

<各論>

 聖徳太子の思想

 初めに聖徳太子は深く仏教を研鑽したとされており、その思想内容について一覧しておく(略)。

 
 南都六宗の思想

 奈良時代の仏教は、南都六宗といわれ、三論宗・成実宗・法相宗・倶舎宗・華厳宗・律宗の六宗が中心である。

 
2-1 三論宗
 三論宗はインドの中観派の流れを汲む。

2-2 法相宗
 法相宗は同じくインドの瑜伽行派の流れを汲む。
 三論宗、法相宗ともに深遠な空思想を展開する。

2-3 華厳宗
 華厳宗は中国で成立した華麗な縁起思想を展開する。

2-4 律宗
 律宗は、仏教教団の秩序を維持するための戒律について研究する学派であり、
あらゆる仏教宗派に開かれていた。

 

引用

竹村牧男・高島元洋、仏教と儒教~日本人の心を形成してきたもの~、放送大学教材(2013)

 

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