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2017年1月18日水曜日

(757) 日本国・日本国民が直面している4つの危険


 どこまで全体が見えているかよくわからないが、私の思う「日本国・日本国民が直面している4つの危険」を整理する

(1)   アメリカ、ロシア、中国、北朝鮮、韓国などが理不尽に日本を害する(日本の利益と存在を脅かす)

(2)   日本国内において、根拠が希薄な、情緒的な自虐的な発言・行動を繰り返す人たちがいる(上記(1)に付け入るスキを与え、外圧から日本を守りにくくしている。日本の国益を損なう)

(3)   日本は人口ボーナス期(*)から人口オーナス期(若者の比率が低く、高齢者の比率が非常に高い人口構造の状態)(*)に移行したが、まだ適応できていない

(4)   家族力と地域力が弱体化したままである。また、家族を形成しない人(単独世帯)が増えている

 

(*)

===== 引用 はじめ

【小室淑恵の解説】

ハーバード大学のデービット・ブルームによると人口ボーナス期は「若者の比率が高く、高齢者の比率が非常に少ない人口構造の状態」を指します。この人口比率にある国は、安い労働力があふれることで、早く・安く・大量に仕事をこなして世界の市場を凌駕する事が出来ます。かつ一方では、社会保障費が極めて低く、国として儲かったお金は全てインフラ投資へ回すことができるので、爆発的な経済発展が実現できます。

人口オーナス期は「若者の比率が低く、高齢者の比率が非常に高い人口構造の状態」を指します。オーナスとは「重荷・負荷」の意味です。人口の構造が、その国の経済に対して重荷に働く時期ということです。人口ボーナス期における経済発展の結果、富裕層が子どもに教育投資を初めて高学歴化し人件費が上昇し、世界中からの仕事が集まらなくなります。高学歴化により男女ともに結婚・出産年齢が後ろ倒しとなり、少子化になります。また、経済成長により医療や年金システムが充実すると寿命が伸び、高齢者率が増加し、社会保障費が増大するので一人当たりGDPが横ばいになります。人口オーナス期の典型的な問題は、労働力人口の減少・働く世代が引退世代を支える社会保障制度の維持困難です。

===== 引用 おわり

https://www.work-life-b.com/information/data-jinko-20160427

図も同上

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