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2017年1月16日月曜日

(755) 豊かな社会(モノ・コト・ヒト)


(1)   モノへの関心が満たされるとコトへ移り、コトへの関心が満たされるとヒトに移る。これが「豊かになる」の行きつくところではないか (「おじいちゃん、おばあちゃん、何が欲しい?どこに行きたい?」「な~んにもいらない。行きたいところもない。おまえたちが来てくれるのが一番うれしい」)

(2)   モノやコトが不十分でも、ヒトを大切することにより豊かになることができる

(3)   ヒトと関わるのが面倒で避けることもある。しかしヒトと関わるからこそ得られる豊かさもある

 

  モノからコトへ

===== 引用 はじめ

消費、モノからコトへ‐「ここでしかできない」演出

2016年は「モノ消費」から「コト消費」へ―。訪日外国人の爆買いが追い風になっている国内小売り業界だが、中間層の消費マインドはいまだ回復していない。その背景には市場の成熟化で「特に欲しい”モノ“はない」という消費者意識もある。16年も増加が見込まれる訪日外国人も、買い物だけでなく...

====== 引用 おわり

 

===== 引用 はじめ

インバウンド消費 モノからサービス・体験へ 

 2015年に2000万人に迫った訪日外国人(インバウンド)。ここ最近は円高基調で、1人当たりの買い物額は前年比で減ったが、訪日客数は伸び続け、消費の裾野はむしろ広がった。リピーターが増えたことから、支出対象はモノから体験やサービスなどのコトへ、消費する場としては奈良といった歴史的な観光地に拡大。工夫次第でまだまだインバウンド需要の勢いが続く可能性がある。

===== 引用 おわり
2016/4/11 6:30日本経済新聞 電子版

 

===== 引用 はじめ

初売り福袋 今年は思い出・体験型 カップルでゲーム感覚 現役アスリートと練習も

 百貨店各社が初売りする福袋も世相を反映し、今年は「モノ」から体験、思い出、人間関係、サービスなど「コト」を商品として売る傾向が強まっている。各社とも知恵を絞ったユニークな福袋を用意した。

===== 引用 おわり


  そしてヒトへ

===== 引用 はじめ

朝の詩

  杖

    神奈川県厚木市
    吉田 忠良 90

九十を過ぎても

毎日毎日が有り難い

一日一日が楽しい

子供からの差し入れ

友達からの電話

隣人からの呼びかけ

親切なヘルパーさん

なんでなんでこの世は

こんなに素晴らしいの

みんなみんなが

杖になってくださる

独り身の私の

(選者 新川和江)

===== 引用 おわり
産経新聞(2017/1/14)

 

登場するのは、「ヒト」ばかり。

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