画面の説明

このブログは、左側の投稿欄と右側の情報欄とから成り立っています。

2017年9月16日土曜日

(997) 光を追いかける / 白内障手術(4)


      最新投稿情報
=====
(K0138) 「大切な活動(仕事、趣味、)」 <個人の発達>
http://kagayakiken.blogspot.jp/2017/09/k0138.html
=====

 

これから白内障の手術を受ける方に、経験した事・聞いた事・考えた事を、参考までに書いておく。
 

白内障の手術後、執刀医から「緊張していましたね」と言われた。私は元来、大きな局面になったとき度胸が据わるのだが、今回は確かに緊張した。それには、理由がある。

手術直前、ベッドで寝かされているとき、「光が動きますが、その光についていかず、一点を見つめ続けてください」と看護婦さんから言われた。
 

手術をしているとき、目は開いているのだから、執刀医がメスを入れるのも見えて怖いだろうなと想像していたが、そうではなかった。目の前は暗闇で、その中で光が盛んに動く、それだけが見える世界だった(添付した写真のような光が、三角形状に三つ並んでいるようなイメージ)。


ところで、真っ暗闇の中で光が動くと、勝手に目もついていってしまう。「目の大事な部分に触れているとき目が急に動くと危険だ」と聞かされていたし、光につられてはいけないと言われていたので、なんとかせねばならないと思いながらも、目が勝手に動いてしまう。なんとかせねばという焦りで、緊張していた。光が動くたびに緊張した。そして目は光を追った。戻さねばならぬと思ったが、急に戻すと危険だ。とても困ってしまって、困りながらもなんとかせねばならないと焦った。
 

術後、看護婦さんにその話をしたら、「遠くを、ぼっと見ているのが良い」とアドバイスざれた。
 

後で、ゆっくり考えたら、そんなに心配する必要はなかろう、という結論に達した。

光はおそらく、顕微鏡についている光(執刀医の頭に着けたヘッド・ライト?)だろう。光が動いているということは、顕微鏡(執刀医の頭?)が動いている状態なのだから、そんな状態で目にメスを入れているわけがない。その時は、目が多少動いても問題ない。大事な部分にメスを入れているときは、光はじっとしているはずである。

自覚としては、目がたくさん動いてしまったが、無事、手術は終わった。今のところ問題は起きていない。
 

光がじっとしているときは目を動かしてはいけない。その時に動かさねば大丈夫だろう。
それ以外の時は、キョロキョロしてはいけないが、意図的に急に動かさないよう心掛けておれば、大丈夫だろう。

目が動く光を追って自然に動くのは、いたしかたない。
緊張しているよりリラックスしているほうが、結局は、よい状態になる。
難しいことは考えず、「遠くを、ぼっと見ているのが良い」

0 件のコメント:

コメントを投稿