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2017年8月31日木曜日

(982) 健全な野党の不在 / 北朝鮮ミサイル(4)


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(K0123) 居住地で異なるがんの死亡率 <体の健康>
http://kagayakiken.blogspot.jp/2017/08/k0123.html
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「政治の要諦は、国の独立と国民の生命を守り、繁栄を保っていくことである。野党といえども、その責任に変わりはあるまい」(産経新聞 2017/08/23)。

国が滅んでしまったり国の独立や国民の生命を守れなかったりしたら、福祉とか基本的人権とかは、議論するまでもなく、大元から無くなってしまう。繁栄が無ければ、つまりお金がなければ、防衛もできないし、福祉に金を回すこともできない。

「ミサイル防衛体制(MD)」で日本を守れないと(980)に書いたが、その責任は、第一義的には自民党にあると思うが、それを正せなかった野党は、その存在意義がない。国会の場でしっかり議論していたら、もう少しまともなものになっていたと思う。


===== 引用はじめ

 軍事的合理性や費用対効果の面から当初、自衛隊の制服組はMD導入に反対した。これに対し、2002年当時の守屋武昌防衛事務次官は「米国はMD開発に10兆円かけた。同盟国として支えるのは当然だ」と主張して導入の旗を振り、「防衛庁の守護神」といわれた山崎拓元防衛庁長官が後押しする形でMD導入は翌03年に閣議決定された。きっかけは対米追従だったのだ。

 導入が決まると「MDシステムは相手に弾道ミサイル攻撃を思いとどまらせる拒否的抑止の効果がある」など後付けの理屈が考案されたが、「効果がある」のは意図を汲んでくれる相手でなければならない。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長はそんな人物だろうか。

===== 引用おわり
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51364
 

 実にでたらめな議論で、それをちゃんと国民に知らせたら、右も左もない、多くの国民は、正そうとするだろう。

 

 ただ、一つだけ前提条件が必要である。日本の近くにある四つの国には「平和を愛する諸国民の公正と信義」がないことは明白なので、その現実を踏まえて「平和を愛する諸国民の公正と信義」のない国に対して「国の独立と国民の生命を守り、繁栄を保っていく」方法を、野党からもしっかり示してほしい。
 

 民進党は昨今、自民党のあら捜しばかりしているが、それが成功して自民等の支持者が減っても、その人たちの票は、共産党に行くか、日本維新の会に行くか、小池新党のところに行くだけだろう。

 民進党の中の優秀な政治家は頑張って、民進党をまずは、「健全な野党」にしていただきたい。そして日本を守るのに力を貸してほしい。

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