①
人間:ある人が
②
行為:ある行為をした結果
③
感情:私の感情が動いた
例1:①Aさんは、②私が困っていた時に声をかけてくれて、③嬉しかった
例2:①Aさんは、②私を睨み付けたので、③嫌だった
この3点セットに対する私の反応は、どうも普通とは違うようである
私の場合は、二つの場合分けしているようである。
【ア】③がポジティブな感情(嬉しい、楽しい、ワクワクする、等々)の場合
【①人間】=【②行為】=【③感情】
のセットで記憶される。
そのため、
【①人間】、【②行為】、【③感情】のいずれであっても、一つから他を想起する。
(注)想起:(スル)以前にあったことなどをおもいおこすこと(デジタル大辞泉)
例1:①Aさんは、②私が困っていた時に声をかけてくれて、③嬉しかった
において、
・ 「①Aさん」というキーワードから、「②私が困っていた時に声をかけてくれて」、「③嬉しかった」を思い出す
・ 「②私が困っていた時に声をかけてくれて」というキーワードから、「①Aさん」、「③嬉しかった」を思い出す
・ 「③嬉しかった」というキーワードから、「①Aさん」、「②私が困っていた時に声をかけてくれて」を思い出す
【イ】 ③がネガティブな感情(嫌だ、辛い、イライラした、等々)の場合
【①人間】 / 【②行為】=【③感情】
つまり、【②行為】と【③感情】はセットで記憶されるが、【①人間】は伴わない。
そのため、
【②行為】から【③感情】、あるいは、【③感情】から【②行為】を想起するが、いずれもからも【①人間】は想起しない。また、【①人間】からは、【②行為】も【③感情】も想起しない。
例2:①Aさんは、②私を睨み付けたので、③嫌だった
において、
・ 「①Aさん」というキーワードからは、「②私を睨み付けた」も「③嫌だった」も思い出さない
・ 「②私を睨み付けた」というキーワードから、「③嫌だった」を思い出すが、「①Aさん」は思い出さない
・ 「③嫌だった」というキーワードから、「②私を睨み付けた」は思い出すが、「①Aさん」は思い出さない
【ウ】 【ア】および【イ】から、次のようなことが起こる
同じAさんに関して、
例1:①Aさんは、②私が困っていた時に声をかけてくれて、③嬉しかった(ポジティブな感情)
例2:①Aさんは、②私を睨み付けたので、③嫌だった(ネガティブな感情)
の両方の経験をしたとき、私は、
・ 「Aさん」というキーワードから、ポジティブな感情は思い出すが、ネガティブな感情は思い出さない
・ ポジティブな感情から、「Aさん」を思い出す
・ ネガティブな感情からは、「Aさん」を思い出さない
【エ】 「Aさん」だけでなく「Bさん」、「Cさん」とも、ポジティブな感情・ネガティブな感情の両方の経験をしたとすると、
・ 「Aさん」「Bさん」「Cさん」のいずれのキーワードからでも、ポジティブな感情は思い出すが、ネガティブな感情は思い出さない
・ ポジティブな感情から、「Aさん」も「Bさん」も「Cさん」も思い出す
・ ネガティブな感情からは、「Aさん」も「Bさん」も「Cさん」も思い出さない
要するに、私はとっても幸せな人間である。
もちろん、【ア】【イ】と厳密に分かれるわけではない。しかし、その傾向はある。
普通の人は、ポジティブな感情でもネガティブな感情でも、同じような反応をするだろう。
なかには、私と逆なパターンの人もいる。
その人は、とっても不幸な人のように、私には思える。
人は誰も、「好ましい経験」も「好ましくない経験」も積んできている。
その経験は、同じであっても、
その人の見方により、世界は全く違うものとして現れる。
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