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2024年7月21日日曜日

(2604) 行動の三つの側面

  行動には、三つの側面があります

(1)何らかの目的のための行動する

   … 何らかの目的があって、行動し始める

(2)行動自体が意味をもち始める

   … 目的が無くなっても、行動の意味はあり続ける

(3)行動の副反応(意図しない効用)が顕れる

   … 意図していなかった、行動の意味が顕われる

例を考えてみました

(A)例①

(1)    借金をしようと人と会った

(2)    その人と話して楽しかった

(3)    思わぬ情報も得られた

(B)例②

(1)    コンクールに優勝するため練習に励んだ

(2)    練習に専念していると、モヤモヤした気分が吹っ切れた

(3)    一緒に頑張った親友ができた

(C)例③

(1)    受験勉強のために歴史の教科書を読んだ

(2)    知らなかったことが分かってきて、興味深かった

(3)    歴史上の人物から感化され、人生観が変わった

(1)の面だけを見て行動する(目的のある行動だけが是認される)と苦しくなります

行動は、目的を達成するための苦行となり、逃げたくなります

目的が達成すると、あるいは達成できないと分かると、その行動が意味を失います

(2)のように行動を楽しめると、色々なことが進み始めます

(3)のように行動がもたらすものを広く見ていくと、いくつもの行動が意図しないところでからみあい、新しい意味が生まれていきます

 では、どのようにしたら(2)を実現できるのか。一つは、楽しもうとすることです。「同じやるなら、楽しくやりたい」の精神。そのポイントは、

       挑戦的 … 自らの意思で取り組む。「やらされた感」では楽しくない

       工夫 … 工夫しながら取り組み、そうすると少しずつ上達していき、それが嬉しくて、やる気が起こり、うまく回り始める

       創造的 … 形があっても、なくてもよい。何かを創り出す喜び

       共楽的 … 成功を共に喜び、苦しみをなぐさめあう(愚痴を言い合う)

       奉仕 … 行動の一部として、誰かのために尽力すると、感謝が返ってきて、さらに意欲がわいてきます。感謝の言葉が無くても、手応えさえあれば、元気が出ます

 では、どのようにしたら(3)を実現できるのか。「転んでもただでは起きぬ」の精神
及び、複数のことに関心をもっていることです

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