画面の説明

このブログは、左側の投稿欄と右側の情報欄とから成り立っています。

2020年10月12日月曜日

(2119)  日本国内報道が共感のエール / 大坂なおみ選手の人種差別抗議マスク(1)

 ◆ 最新投稿情報

=====

(K1260)  個人Blog 10月上旬リスト <サイト紹介>

http://kagayakiken.blogspot.com/2020/10/k1260-blog-10.html

=====

 

☆☆

大坂なおみ選手に関する記事で、メッセージ色の強いマスクの着用によって人種差別への抗議を示すという行動に、日本国内の報道がこぞって共感のエールを送っていた。日本国内の世論の多くを反映した結果でもあろう

☆☆

 

===== 引用はじめ

 大坂なおみ選手に関する記事では、メッセージ色の強いマスクの着用によって人種差別への抗議を示すという行動に、日本国内の報道がこぞって共感のエールを送っていた。それは日本国内の世論の多くを反映した結果でもあっただろう。

===== 引用おわり

【新聞に喝!】向き合うことへの拒否反応 美術家・森村泰昌

産経新聞(2020/10/04)

https://www.sankei.com/column/news/201004/clm2010040004-n1.html

 

===== 引用はじめ

 女子テニスの大坂なおみ選手が全米オープンで2度目の優勝を果たしたのは、もちろん頗(すこぶ)る付きの快挙に違いないが、人種差別問題を訴えて1回戦から決勝まで黒人犠牲者の名を記した計7枚のマスクを着けた大坂選手が世界的な注目と共感を集めたことこそが、実は彼女にとっての何よりの快挙だったはずである。大坂選手が胸を張った言葉を反芻(はんすう)してみたい。「私はアスリートである前に一人の黒人女性である」

===== 引用おわり

人種差別への抗議 大坂なおみ選手に続こう 清湖口敏

産経新聞(2020/10/02)

https://special.sankei.com/a/column/article/20201002/0001.html

有料会員記事

 

 何故、快挙なのか。論者は二つの理由を挙げている。

 

===== 引用はじめ

 黒人の父(ハイチ出身)と日本人の母の血を受け継ぎ、3歳から米国で暮らしてきた彼女にとって、人種差別はあまりにも身近で、かつ「テニスより重要」(大阪選手)の問題だった。白人が主体の競技大会でそれを訴える十分すぎる資格を、彼女は有していたと考えられまいか。

===== 引用おわり

 

===== 引用はじめ

 かつて地球を支配していた白人の論理に果敢に挑んだ我が国の歴史をいま一度顧み、多くの日本国民が大坂選手に続いて人種差別根絶の声を挙げるなら、全米の黒人たちも再び、喜びに沸き返るだろう。

===== 引用おわり

 

 書いてあることは分かるし、別におかしくはない。

 

 大坂選手「今すべてのインタビューで(抗議について)聞かれる。世界で関心を引き起こすことができた」。1回戦から決勝までの7試合で、7枚のマスクを身に着けた大坂選手。

https://www.fnn.jp/articles/-/85971

 

 優勝後に天を見上げ、再びコートに立ち上がった大坂。続くインタビューでマスクに込めた思いを聞かれると、曇りのない表情で返した。「さて、あなたが受け取ったメッセージは何でしたか?」。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/55441

 

 言っていることも分かるし、別におかしくはない。妥当だし、よく考えていると思う。

 

 それでも私には、何か引っかかるところがある。

 

 続く



0 件のコメント:

コメントを投稿