(1960) 朝の詩＿(27)カーテンをあけて・(28)折りたたみ傘

 
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(K1101)　 ①どこに置いたかすぐに忘れる　／　認知症の人の不可解な行動　＜認知症＞
http://kagayakiken.blogspot.com/2020/05/k1101.html
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☆☆

年配の方の詩かな、味わい深いと見たら、55才と44才。今日と明日は違い、明日の自分は今日の自分ではない。私を守ってくれているものは何か。今あるものではなく過去からのプレゼントに感じる。誰かにもこれを
☆☆
 
(A) カーテンをあけて
(B) 折りたたみ傘
 
朝の詩

＝＝＝＝＝　引用(A)　はじめ
　カーテンをあけて
　　埼玉県北本市
　　松田　充子　55
 
カーテンをあけて
見上げる空
同じ色の空は
ないこと
同じ形の雲は
ないこと
今日と同じ日は
ないこと
今日と同じ自分は
ないこと
大切なものを
感じる朝
 
（選者　八木幹夫）
＝＝＝＝＝　引用(A)　おわり
産経新聞 (2020/04/07)
 

朝の詩

＝＝＝＝＝　引用(B)　はじめ
　折りたたみ傘
　　大阪府和泉市
　　吉若　こころ　44
 
心の中にも
そっと忍ばせています
 
突然の
悲しい雨を
凌げるように
 
それは
優しい思い出や
暖かい言葉
 
素敵な記憶が
私を雨から
守ってくれるのです
 
（選者　八木幹夫）
＝＝＝＝＝　引用(B)　おわり
産経新聞 (2020/04/17)

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