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2020年12月14日月曜日

(2183)  問題の解答と解説 / TIMSS 2019 (2)

 

◆ 最新投稿情報

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(K1324) (火の不始末)なんだか熱いような気がするけれど(1) / 認知症の人の不可解な行動(51) <認知症>

http://kagayakiken.blogspot.com/2020/12/k1324151.html

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「国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)」の結果:日本の子供は思考力や想像力を問う設問の正答率に低迷が見られ、情報化社会で活躍するために不可欠とされる創造的な能力の習得に向けた課題が浮かび上がった

☆☆

 

(2181)での問いかけ

A.小4算数、小4理科、中2理科の3つの問題の正解は、各々何でしょうか

→ 添付図を参照してください。

 

B.それぞれの理由を考えてみてください

(1)  小4算数 … 日本は、何故1位になれたと思いますか

→ グラフなどを活用する学習領域は「脱ゆとり教育」に転換した平成20年の学習指導要領改定で内容が手厚くされた部分。設問を分析した国立教育政策研究所(国教研)の担当者は「教員の意識も高く、子供たちに授業でグラフの自作などもさせており、学習成果が顕著に出た」と指摘する。

 

(2)  小4理科 … 日本は、国際平均以下でした。日本人の子供に難しかったのは何故だと思いますか

→ 小4理科では、砂漠の風景を描いた絵を見て生き物と生き物でないものを2つずつ答えさせる出題があったが、正答率は国際平均(45%)を下回る37%だった。

 砂漠という身近にない環境が題材となったことなどが原因とみられ、未体験の領域で想像力を駆使して答えを導く思考をどう育成するかという課題を残した。

 

(私見)多分、トカゲが分からなかった。クモや虫のように小さいものを見落とした。生き物を動物に限定してしまいサボテン(植物)が生物だと思わなかったのではないか。そういえば、私が小さい頃には、家の近くの溝にトカゲが這っていたが、最近ではみかけない。トカゲを知らないのではないか。なお、知らなければ想像力では答えを導けないでしょうが、「砂漠にはサボテンがつきものだ」と知っていたら、サボテンの形を知らなくても、書けたかもしれない。

 

(3)  中2理科 … 4位にはなれたが、1位の台湾に差をつけられています。日本人の子供に難しかったのはどこだと思いますか

→ 国教研の担当者は「音が空気を振動させて伝わることを理解し、どう表現するかが問われている。記述式問題は選択問題と比べ比較的正答率が低く、思考力や表現力などの育成が今後の課題となる」と話した。

 (私見)記述式に慣れていないので、わかっても表現できなかったのではないか。

 

 

  次々回(2185)に続く

 

<出典>

https://www.sankei.com/life/news/201208/lif2012080048-n1.html



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