2020年1月15日水曜日

(1847)  否定(絶望の悪循環)で終わらせない方法 / 続・そごうの広告(5)

 
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(K0988) 在宅療養と救命救急(救急隊が心肺蘇生を行わないこともある) / ものがたり在宅塾(3) <臨死期>
http://kagayakiken.blogspot.com/2020/01/k09883.html
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好循環を維持しようと努力するが、できないこともある。悪循環から脱却することが大切。一気に解決できないときは、諦めたふりをして保留したり、捨てるものは捨てて集中したりする。根本的な解決は意思の力による
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 (1845)からの続きです。
(1845)  心のありようは、現実とリンクする / 続・そごうの広告(4)
http://kagayaki56.blogspot.com/2020/01/1845-4.html
 
 いうまでもなく、希望の好循環はできるだけ長く維持し、絶望の悪循環からはできるだけ早く希望の好循環に大転換したいものです。

 しかし、それは容易なことではありません。
 
(1)  希望の好循環はできるだけ長く維持する
 誰からも何も言われなくても、誰もが希望の好循環を維持しようとするでしょう。それでも環境が変化したり、自分自身の体調を崩したり、失敗を契機に絶望の悪循環に陥ってしまうことがあります。
 抗し難い外からの圧力があり、頑張って抵抗するのだけれども支えきれなくなる。これに対する役立つアドバイスはありません。
 どうしても駄目だと思ったら、さっさと白旗を掲げ、一度絶望の悪循環に身を任せたうえで、そこに安住せず脱却を図るのも、一つの方法かと思います。
 
(2)  絶望の悪循環からはできるだけ早く希望の好循環に大転換する
 大切なのは、こちらの方でしょう。誰だって、絶望の悪循環に陥ることがあります。違うのは、諦めてそこに留まってしまうか、なんとか脱却するかです。
 二つの方法があります。
  内からの力(意思の力)で脱却する

  諦めたふりをして保留する
 最終的な解決としては①しかありませんが、②では、諦めたふりをして、保留します。心身疲れ切った状態では戦えません。心身を休めリフレッシュするために休戦します。それは再起を期すためのものであって、諦めてはいませんし、負けてもいません。今はうまくいっていないけれども、最終的に成功するために、通らねばいけないところを通っているだけです。この②を知らずに、あるいは実行せず自爆してしまう人が随分多いと思います。

  諦めて負けを確定する

 これは、「局地戦で負けても、戦争全体で勝てばよい」という判断の下で、目の前の課題を諦めます。いろいろな局面で戦わねばならないので、全戦全勝というわけにはいきません。負けて良い局面では、負けてもよい。あるいは、負けるべきとまで言ってよいと思います。
 大切なのは、今の局面は、全体から見て負けて良い局面だという判断があるという前提条件です。もしも、ここだけは負けてはいけないところなら、徹底抗戦あるのみです。
 このとき使うべき武器は二つです。一つは先に述べた保留です。諦めたふりをして、小休止し、疲弊していた心身の力を回復させることです。もう一つも先に述べましたが、大切でない他の課題をどんどん捨てて、力をここに集中させることです。
 
 
 ここまで主として述べてきたのは「負けない方法」です。勝つためには負けてはいけませんが、負けないだけでは勝てません。
 ここで「① 内からの力に(意思の力)で脱却する」に戻ります。ともかく、これがないと解決しません。そごうの例では「わたしは、その言葉を信じない」「しかし、そんな考え方は馬鹿げている」と反発し、意思の力で頑張ることになります。
 
 しかし、ここで大きな問題が発生します。果たして、意思の力で解決できるのでしょうか。
 続く



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