2019年1月11日金曜日

(1478) “my pleasure” (2) ボランティアとの関係

 
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(K0619)  長生きリスク(2) 「長生きリスク」に備える団体年金 <高齢者向け商品><高齢期の家族経済>
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/01/k0619-2.html
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===== 引用はじめ
 My pleasure”Thank you.”(ありがとう。)に対する返答で、大まかには「どういたしまして。」の意味です。
===== 引用おわり
http://creatorjapan.asia/my-pleasure-meaning/
 
 本来は慣用句だが、それを離れて、元々の単純な意味での pleasure (喜び)として、考えると、これはとても響きの良い言葉で、意味のあるキーワードにもなると思いました。
 

 ある公益的な活動が提示され、「それに参加して”my pleasure”と感じそうなら参加し、そうでないなら参加しない」と自由に選択できるなら、それをボランティアと呼ぶ ―― という定義はいかがでしょうか。
 
 活動の大変さと、参加した時の”my pleasure”の大きさとを天秤にかけて、参加しようとする人が応募するので、同じ条件でも結論が違ってきます(参加した時の”my pleasure”の大きさが人によって違うので)。当然、活動の大変さが大きいと、応募してくる人は減ります。
 
 有償か無償か、あるいは条件が緩やかか厳しいかは、そのボランティア募集が適切かどうかとは関係が無いと思います。あえて言うなら、募集人員が集まらなかったら、それは得られる”my Pleasure”に比較して応募条件が厳しかったからであり、不適切だったとみなしてよいのではないでしょうか。
 


 東京2020大会ボランティア、8万人の募集に対して、大幅超過の186,101人が応募しました。
 
===== 引用はじめ
 東京2020組織委員会が2018926日(水)13時から1221日(金)17時まで募集した東京2020大会ボランティアについて、186,101人の方に応募いただきました。応募いただいた皆様には、感謝の気持ちをお伝えするとともに、一緒に大会を盛り上げていきたいと思います。
応募いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
 
応募状況(構成)について
•男女比:男性:37%、女性:63
•国籍:日本国籍63%、日本国籍以外37
•活動希望日数:10日未満 2%、10 37%、11~19 33%、20~29 12%、30日以上 16
===== 引用おわり
https://tokyo2020.org/jp/special/volunteer/news/notice/20181226-01.html
 


 「絶対応募に応じてはいけません」と呼びかけがあったが、大変さと”my pleasure”をはかりにかけ、応募を決めた人が多かったのでしょう。
 
 ただ、応募した人が結果的に満足するかどうかは、終わってみないとわかりません。

 なかには、確実に得をした人がいます。「絶対応募に応じてはいけません」と呼び掛けて、本をたくさん売った人は、五輪ポランティアが成功しようが成功しまいが、印税は確実に入ります。一番賢い「商売」だったと思います。
 


<ご参考>
(1462)  東京2020五輪ボランティア (2) ブラック批判。どちらか正しいか
http://kagayaki56.blogspot.com/2018/12/1462-20202.html

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