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2024年11月18日月曜日

(2615) 妙法寺から馬の背へ、高倉台バス停の怪

(2614) 道程、成功要因」の続きです。

 前回、「東側・西側を問わないなら、馬の背(須磨アルプス)へのアクセスには、妙法寺側(東側)からがより楽である。つまり、六甲全山縦走路を逆行するのがよい」という結論を出しました。

 公表されている所要時間を見ると、登山口から横尾山までが35分、登山口から東山までが15分でした。横尾山と東山との所要時間は20分で、地図で見ると、大雑把に言って、2対1で東山に近い位置にあります。また、登山口と横尾山との間に栂尾山があり、つまり、一つの大きな起伏があるが、登山口と東山との間には山はありません。よって、経験者の話(妙法寺からの方が楽だ)は、正しそうです。

 ただ、私は実際には行っておらず心配になったので、妙法寺から馬の背直前まで行って引き返してきました。

 感想を言うと、①登山口から整備された比較的なだらかな道が続くが、②東山山頂に近づくと急な階段が続き、③東山から馬の背までは下りになるが、反対からだと「岩をよじ登る」ような落差の大きい岩の道が続き、降りていくのに苦労しました。私は戻ったのですが、「よじ登る」ほうが楽でした。なお、大きく迂回する道があり②の道程がよりなだらかになると思います(同じ高さを登るなら、途中の凸凹があまりないのなら、歩く距離が長い方が平均傾斜は小さくなる)。

 対面ですれ違った人に「馬の背は怖くなかったか」と聞いたが、「怖かった」という人は一人もいませんでした。それでも、私は馬の背を渡らず、引き返しました。一人で行って万一滑落したら、救いようがありません。参考までに以下の記事を紹介します。

「須磨アルプス馬の背の滑落事故」(2024/09/22

https://www.yamareco.com/modules/diary/121565-detail-340101

 バス停(横尾小学校前)から東山への行き方を図示します。

 本日会ったのは、高倉台から妙法寺へ向かう人が圧倒的に多く、これに逆行すると馬の背ですれ違うことになります。大丈夫だろうか? 少なくとも「馬の背の部分」では無理なので譲り合うしかなく、少数派の方が恐縮しそうな気がします。行っていないのでわかりませんが。

 

 また、どうでもよいことですが、須磨一の谷 ~ 妙法寺の途中の高倉台バス停で、両方向けのバス停が、同じ向きになっているのが、ずっと謎だったのだが、ようやく謎が解けました。図に示します。

 

 このシリーズ終わり。 






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