2023年7月10日月曜日

(2588) 正解には、六つある(2) ~ その場の正解、相手の正解

 【 正解 ・ その場の正解 ・ 相手の正解 】 状況を確認しながら、バランスを取って決めれば、それが最善と思われる「その場の正解」。相手の正解を見つけられれば、それが「相手の正解」。「その場の正解」と「相手の正解」は必ずしも一致しない。


※ 前回からの続き

 

 正解はあるのかと考えると、6つあるようです。

(1)    正解はない

(2)    全てが正解だ

(3)    最善と思われる正解はある

(4)    それが正解だとは言い切れない

(5)    平均値が正解ではない

(6)    正解よりも大切にしたいものがある

 

 お葬式に供える供花をきっかけに、考えをめぐらしています。

 

(3)     最善と思われる正解はある

 「お葬式に供える供花を手配する際は、花屋、または葬儀社に依頼することになります。葬儀社に依頼する場合は、まず葬儀会場に連絡して担当している葬儀社を確認し、その後、直接その葬儀社へ連絡します。」

 真っ先に手配するのではなく、少し遅れ気味に手配することになれば、ご親族をはじめ、他の方々の手配の様子がわかります。その情報と自分の立ち位置、付き合いの深さなど相手との関係性を加味して選べば、少なくとも場違いは避けられると思います。

 状況を確認しながら、バランスをとります。おそらくこれが、その場で受け入れやすい最善の正解だと思います。

 

(4)    それが正解だとは言い切れない

 上記は最善とおもわれるが、それを正解と言ってよいかは分かりません。「安すぎると失礼かと思うし、高すぎるとご遺族に気を遣わせてしまう恐れがあります」という最初に戻ってみます。

 もしかしたら、遺族は全ての供花が安っぽいと不満を感じるかもしれませんし、全ての供花が高すぎると、ひどく恐縮しているかもしれません。もしもそうなら、これを正解とは言えません。

 相手を無視して正解は決められません。

 

 名前をつけてみました。

(1)     正解はない  … 「彼らの正解」

(2)     全てが正解だ  … 「私の正解」

(3)  最善と思われる正解はある  … 「その場の正解」

(4)  それが正解だとは言い切れない  … 「相手の正解」

 

<参考URL>  (写真も拝借)

お葬式に供える供花の手配やマナーと相場

https://www.hibiyakadan.com/lifestyle/z_0010/#:~:text=%E4%BB%8F%E5%BC%8F%E3%83%BB%E7%A5%9E%E5%BC%8F%E3%81%AE%E3%81%8A,%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%AE%E7%99%BD%E3%81%84%E8%8A%B1%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82&text=%E7%99%BD%E3%81%84%E8%8A%B1%E3%82%92%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6,%E3%82%92%E7%BD%AE%E3%81%8F%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E3%82%82%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

 

<出典> なし

 

※ 次回に続く

 【同時掲載】Facebook 「藤波進 なみさん」で検索



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