2023年7月9日日曜日

(2587) 正解には、六つある(1) ~ 彼らの正解、私の正解

 【 正解 ・ 彼らの正解 ・ 私の正解】 「彼らの正解」を得ようとすると、正解はない。選択肢がある以上、どれを選んでも、他者から正解でないと思われるリスクがある。私がそう思うのが「私の正解」。私にとっては正解だが、世間で通用するかは疑問


 大切な人が亡くなり、故人にお花を供えようとしたとき、大体は迷ってしまいます。葬儀社に連絡すると、いくつかのパターンを示され、どれにしますか?と決断を迫られます。安すぎると失礼かと思うが、高すぎるとご遺族に気を遣わせてしまう恐れがあります。

 

 正解はあるのかと考えると、6つの正解があるようです。

(1)     正解はない

(2)     全てが正解だ

(3)     最善と思われる正解はある

(4)     それが正解だとは言い切れない

(5)     平均値が正解ではない

(6)     正解よりも大切にしたいものがある

 

(1)     正解はない

 例えば、15,000円、20,000円、25,000円の3コースあるとして、実際にはばらつきがあったとします。ここでは、価格帯のみで考えてみます。

 15,000円を供えると、多くの人から安すぎたと言われそうです。25,000円を供えると、多くの人から高すぎると言われそうです。では中をとって20,000円を供えると、ある人からは安すぎたと言われそうだし、ある人からは高すぎたと言われそうです。つまり、選択肢がある以上、どれを選んでも、他者から正解でないと思われるリスクがあります。

 

(2)     全てが正解だ

 ある人が15,000円を供えたいと思って15,000円を供え、ある人が25,000円を供えたいと思って25,000円を供えた。どちらも正解ではないでしょうか。つまり、正解は、15,000円、20,000円、25,000円のどこかに宿るのではなく、その人の思いに宿るという考え方です。

 正解ではありそうですか、これを正解と言い切ってよいのでしょうか。私にとっては正解ですが、それが世間に通用するかどうかは、わかりません。

 

 名前をつけてみました。

(1)     正解はない  … 「彼らの正解」

(2)     全てが正解だ  … 「私の正解」

 

 

<参考URL>  (写真も拝借)

お葬式に供える供花の手配やマナーと相場

https://www.hibiyakadan.com/lifestyle/z_0010/#:~:text=%E4%BB%8F%E5%BC%8F%E3%83%BB%E7%A5%9E%E5%BC%8F%E3%81%AE%E3%81%8A,%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%AE%E7%99%BD%E3%81%84%E8%8A%B1%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82&text=%E7%99%BD%E3%81%84%E8%8A%B1%E3%82%92%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6,%E3%82%92%E7%BD%AE%E3%81%8F%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E3%82%82%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

 

<出典> なし

 

※ 次回に続く

 

【同時掲載】Facebook 「藤波進 なみさん」で検索



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