2020年11月28日土曜日

(2167) 保護よりも機会を(増田明美)(2/3)

 

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(K1308)  寿命縮める / 座りすぎ(1) <体の健康>

http://kagayakiken.blogspot.com/2020/11/k1308-1.html

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オムロンの創業者、立石一真さん。72年に共同出資の新会社を創設した。オムロンに続いたのはソニー。そしてホンダも。本田宗一郎さんは「ホンダもこういう仕事をやらなきゃだめなんだ」と涙を流したそうだ

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 年表で歴史を知った。「太陽の家」を創設した当初、経営は厳しかったという。でも「保護より機会を!」との信念の下、大企業への受注活動に東奔西走。そこで出会ったのがオムロンの創業者、立石一真さんだった。単に仕事を発注するのではなく、多くの障害者が仕事を持って自立できるよう、72年に共同出資の新会社を創設した。1年目から税金が払えるようになり、「先生は何より納税証明書がうれしくて壁に貼りました」と(かつて中村さんの秘書を務めていた)四ツ谷さん。

 

 オムロンに続いたのはソニー。創業者の一人、井深大さんは「障害者だからという特権なしの厳しさで、健丈者(原文まま)の仕事よりも優れたものを」とハッパをかけた。今では高品質が要求されるハイレゾのイヤホンや20万円を超えるプロ用のヘッドホンなどを製造している。

 

 そしてホンダも。視察に来た本田宗一郎さんは「ホンダもこういう仕事をやらなきゃだめなんだ」と涙を流したそうだ。

 

 日本を代表する企業の創業者が感動し、志を持って共同出資会社を創設してほぼ半世紀。やっと「共生社会」という言葉が浸透してきた。太陽ミュージアムに行くと、そのすべてが分かると思う。

 

続く。

 

<出典>

スポーツジャーナリスト・増田明美 「保護よりも機会を」

【思ふことあり】  産経新聞(2020/11/26)

https://www.sankei.com/column/news/201124/clm2011240004-n1.html

 

<添付図>

オムロン太陽株式会社

http://www.omron-taiyo.com/

 

オムロン京都太陽株式会社

https://www.kyoto-taiyo.omron.co.jp/




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