2020年8月19日水曜日

(2064) 「信条を目的ではなく武器として使う」 / スポーツ心理学(1)



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(K1205)  大切なのは結論ではなくプロセスだ / 「事前指示書」提示されて(4) <リビング・ウィル>
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転機になったのが「信条を目的ではなく武器として使う」という発想だった。パスが途切れても終わりではない。どの位置に攻め込み、そこからどう展開していくか。キックを合わせても「継続ラグビー」は使える。
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 こだわりは、必要だが、こだわりにこだわりすぎると動けなくなる。こだわりが目的化しているのだ。
 何のためのこだわりか? その目的を達成するために、こだわりはどうあるべきか。ここでは、こだわりが手段化している。
 こだわりがないと勝てないが、こだわりがあれば勝てるというものでもない。

===== 引用はじめ
 スポーツ心理学に基づく指導が競技を超えて年々、成果を挙げているのを見て、その力の大きさを感じるようになった。
 全国高校ラグビー大会で今年1月、単独で初めて優勝した神奈川県の桐蔭学園も、その要因の一つにスポーツ心理学があった。 …
 前年、決勝で敗れ、目標の頂点に届かず悩む主将。信条の、パスをつなぐ「継続ラグビー」ですら、「それで勝てるのか」と疑問を抱いた。転機になったのが「信条を目的ではなく武器として使う」という発想だった。パスが途切れても終わりではない。どの位置に攻め込み、そこからどう展開していくか。キックを合わせても「継続ラグビー」は使える。考え方を変えることでチームは進化した。
===== 引用おわり

<出典>
【スポーツ茶論】指導の最前線ここにあり 蔭山実
産経新聞(2020/08/11)

添付写真は、



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