2020年8月3日月曜日

(2049) 「ワーケーション」



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ワーケーションとは「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語だ。「旅をしているのに出勤扱い」ということらしいが、旅を楽しんでいる間にも働けと言われているようだ。バケーションは楽しむだけがよい
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 「ワーケーション」。 いろいろな言葉が出てくる。
===== 引用はじめ
 ワーケーションという言葉をご存知だろうか? ワーケーションとは2000年代に米国で生まれた、「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語である。おおむね、リゾートなどの環境のよい場所で、休暇を兼ねてリモートワークを行う労働形態を指すことが多い。つまり、「旅をしているのに出勤扱い」ということだ。
 この制度が生まれた背景には、アメリカでも日本と同様に有給休暇取得率が低く、休暇を取っても休暇中にオフィスに連絡を入れる人が多いということがある。この夏にJALがワーケーションを導入すると発表して少し認知が広がった感があるが、すでにアメリカではICT関連業界などを中心に広がっているそうだ。
===== 引用おわり

 新しい言葉ではなさそうだ。

 「このワーケーションによって、今まで会議等がある関係でちょっと長めの家族旅行ができなかった社員が、旅行をできるようにするということがメリットとして挙げられているそうだ。」
 そう言われると、そうかなと思う。

 しかし、会議に出るだけの人はよいが、会議のために下準備が必要な人にとっては、どうだろうか? 遠隔会議に参加ししている時間は、仕事時間として認められるだろうが、準備時間や会議の議事録を作る(直ぐ作らないと忘れてしまうしフィードバックのタイミングを逸しかねない)時間は認められるのだろうか。認められるとしても、遊びに来たルンルン気分で、議事録を作るのは嫌だ。会社のオフィスの中なら、よいけれど。結局は、バケーションを楽しんでいる人のただ中で、働かねばならないはめに陥る。
 そもそも、仕事モードとバケーションモードは、そう簡単に切り替わるのだろうか。旅先への移動中、旅先からの移動中、その電車の中で、駅弁を食べながら、時間をかけて切り替えていた。
 
 因みに、引用文のタイトルの中の「ノマド化」の意味が分からなかった。よくわからないカタカナ言葉が、留まることを知らず、増えていく。困ったものだ。
===== 引用はじめ
 ノマド(nomad)は、英語で「遊牧民」の意味。近年、IT機器を駆使してオフィスだけでなく様々な場所で仕事をする新しいワークスタイルを指す言葉として定着した。このような働き方をノマドワーキング、こうした働き方をする人をノマドワーカーなどと呼ぶ。
===== 引用おわり

<出典>
ワーケーションで、旅してるのに出勤扱い。企業勤めもノマド化の時代です。



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