2019年8月31日土曜日

(1712)  大江健三郎『燃えあがる緑の木』(1-2) / 100分de名著

 
◆ 最新投稿情報
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(K0853) 「家にこもりがちな男性が外で楽しむためには?」 / 『男のサロン』 <定年後>
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/08/k0853.html
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第1回  2日放送/ 4日再放送

  タイトル: 「四国の森」と神話の力
 
放映は、   月曜日 午後 10:25~10:50
再放送は、  水曜日 午前 05:30~05:55
 及び        午後 00:00~00:25
 


【テキストの項目】

(1)   世界文学としての大江健三郎
(2)  「記憶してください、私は…」
(3)   作家の現実、小説の虚構

(4)   四国の森と<魂のこと>
(5)   前史――『懐かしい年への手紙』
(6)   再生・継承される「神話」
(7)   奇跡のような治癒能力
(8)   糾弾される「救い主」
 


【展開】
 
(1)  世界文学としての大江健三郎
(2)  「記憶してください、私は…」
(3)   作家の現実、小説の虚構
 以上は、既に書きました。


(4)   四国の森と<魂のこと>

 小説の舞台は「四国の森の谷間」の「屋敷」から始まる。屋敷の当主がオーバー(お祖母ちゃん)。元の当主は「さきのギー兄さん」で、非業の死を遂げた。晩年のオーバーの世話をしてきたサッチャンは、両性具有者(最初は男・後に女)であり、準主人公であり、この物語の語り手でもある。
 「魂のことをしたい」と屋敷にやってきた(この物語の主人公である)隆さんは、屋敷の後継者と認められ、ギー兄さんと呼ばれるようになった。ギー兄さんの父は総領事と呼ばれ「屋敷」とは親戚関係にあり、外交官を止めた後に村に戻る。
 ギー兄さんに「屋敷」行きを勧めたのは、東京在住の小説家K伯父さん(父親と遠縁で幼馴染)で、作者大江健三郎の分身として描かれている。
 

(5)   前史――『懐かしい年への手紙』

 「先のギー兄さん」は、大江が1987年に発表した長編『懐かしい年への手紙』の主人公です(もちろんこの小説のなかでは単に「ギー兄さん」と呼ばれています)。
 『懐かしい年への手紙』は、谷間の村の名家である「屋敷」の当主として生まれた主人公のギー兄さんの受難に満ちた人生の物語です。ギー兄さんは、自身の故郷の森のなかの土地で「根拠地」と名づけた共同体を創設し、順調だったのですが、東京から来ていた女優に対する強姦殺人事件の被疑者として逮捕され、10年間服役しました。
 帰郷したギー兄さんは、屋敷よりさらに山の高い場所に位置する「テン窪」と呼ばれる窪地に人造湖を作り、養魚池や灌漑用水として利用しようとしました。しかしその意図は理解されず、反対派たちは屋敷に詰めかけギー兄さんを糾弾し、翌日その人造湖にギー兄さんの死体が浮かぶのです。
 

(6)   再生・継承される「神話」

 オーバーが亡くなりました。その火葬場の煙突から立ち昇る煙の中に一羽の鷹が入り、その後十畳敷にいたギー兄さんの腕に乗ったところが、目撃されます。焼かれる身体から離れられたオーバーの魂を鷹が嘴にくわえ、十畳敷にいたギー兄さんに手渡したと解釈されました。実際には、野鼠を手に取ったところを鷹に襲われたのですが。
 

(7)   奇跡のような治癒能力

  オーバーの死に際し、ギー兄さんは屋敷の建物と地所をすべて相続
  さきのギー兄さんの仕事を継ぐかたちで始めた農業経営も順調に発展
  彼を慕う地元の若者たちを中心に結成された「森の会」というグループも順調
  オーバーは手をかざして怪我や病気を治す治療能力を持っていた。依頼され、自身信じないまま断り切れずにギー兄さんが手をかざすと、奇跡のような治癒がみられた
  彼の発する言葉の力も大きく寄与した。森の外からやって来た人たちはギー兄さんの説教を聞き、広めていった
 

(8)   糾弾される「救い主」

  「《超能力の「救い主」に疑惑――NHK特集の危険なインチキ》」と全国紙で報道さた
  森の谷間に暮らす多くの人々は、どこかセクト的、カルト教団的なうさんくささ、気味悪さを実感した
  地域の有力者たちの一部は、ギー兄さんに対して敵意を募らせていった
 
 ギー兄さんは彼を糾弾する人たちに対して、こう語りかけます(主題は「再生」)
 「 … ここで自分が新しいギー兄さんとして殴り殺されるのなら、それもまた正しいと思う。その時、もっと確実に、さらに新しいギー兄さんがやって来ると約束されることになるから。本当に新しい人間としての、そのギー兄さんまであなたたちが拒むことはできない…」
 


<出典>
小野正嗣(2019/9)、大江健三郎『燃えあがる緑の木』、100de名著、NHKテキスト(NHK出版)

2019年8月30日金曜日

(1711)  なぜ、韓国政府はGSOMIAを破棄したのだろうか?

 
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(K0852) 『ライフ・シフト 100年時代の人生戦略』(3) / アンドリュース・スコット氏(5) <人生設計>
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/08/k0852-10035.html
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☆☆☆☆☆
相手が不可解な行動をしてきたとき、固まってしまってはいけない。相手が不可解な行動を何故とるのかが分かれば、次の手も考えられる。「何故、韓国政府はGSOMIAを破棄したのだろうか?」を題材とし検討する
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なぜ、韓国政府はGSOMIAを破棄したのだろうか?
https://www.newsweekjapan.jp/kim_m/2019/08/gsomia.php
 
4つの理由を挙げています。
 
(1)  ホワイト国の除外により高まった国民の危機意識への対応
 一番目の理由としては、日本政府が韓国をホワイト国から除外したことが挙げられる。822日に韓国大統領府の金有根・国家安保室第1次長は、「日本政府が貿易管理上の優遇対象国(ホワイト国)から韓国を除外したことにより、両国間の安保協力環境に重大な変化を招いた。このような状況の下では安全保障上で敏感な軍事情報交流を目的に締結した協定を持続させるのは国益に合致しないと判断した」とGSOMIAを破棄する理由を述べた。
 
(2)  次期国会議員選挙への対策
 二番目の理由は、選挙戦略である可能性が高い。 … 文在寅政府や与党は日本に対して強い姿勢を維持することが、来年の国会議員の選挙や政権維持に有利であると判断し、日本とのGSOMIAの破棄に至ったと考えられる。
 
(3)  北朝鮮への配慮
 三番目の理由として考えられるのが北朝鮮に対する配慮である。文在寅政府は、北朝鮮との関係を改善し、経済協力を推進することで、現在、韓国がおかれている経済や外交の問題を解決したいと考えている。 … 日本とのGSOMIA破棄を北朝鮮への関係改善のカードとして提示した可能性が高い。
 
(4)  法務部長官候補のスキャンダルの緩和
 四番目の理由としては、法務部長官(法相)の指名後にスキャンダルが続出している曹国(チョ・グク)ソウル大学教授(以下、曹教授)への国民の関心を緩和させるための戦略である。 … 文在寅政府は日本とのGSOMIA破棄を発表し、曹国司法相候補者に対する世論が悪化する政局を転換させようとしたのではないかという指摘が野党やマスコミから出ている。
 
  そういう面もあるかもしれないが、この説明だけでは、すっきりしません。そう思っていたところ、納得できる別の理由が見つかりました。

 


【軍事ワールド】反日の裏に中国恐怖症 韓国GSOMIA破棄
https://www.sankei.com/west/news/190826/wst1908260024-n1.html
 
 韓国政府が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決めた。韓国政府は理由を、「対話を呼びかけたが日本は拒否しただけでなく、韓国の自尊心まで傷つけた」(金鉉宗=キム・ヒョンジョン国家第2次長)と説明したが、米国が協定を継続するよう警告するなかでの破棄は反日だけが理由ではない。その裏には、韓国の「中国恐怖症」がある。

 2017年11月に訪中した康京和(カン・ギョンファ)外相は、屈辱的な要求を飲まされた。それが現在「三不一限」と称されるものだ。
 (1)THAAD追加配備中止(2)ミサイル防衛(MD)不参加(3)韓米日の安保協力を3カ国軍事同盟に発展させない、の3箇条。いずれも中国語表記では不可を意味する「不」が入るため「三不」と呼ばれる。これに「THAADの運用で中国の利益を損なわないよう制限を設けなくてはならない」の「限」を加え三不一限と呼ばれる。

 なかでも(3)の安保協力を軍事同盟に発展させない、という項目は見逃せない。中国から見れば、まさにGSOMIAは「3国軍事同盟」の第一歩であり、看過できるわけがない。
 奇しくもGSOMIA破棄の直前の21日には日中韓外相会談に併せて中韓外相会談も行われた。この話し合いで中韓がGSOMIAについて触れなかったと考えるのは不自然だろう。
 一方、韓国にとって三不一限は屈辱以外の何ものでもない。日本や米国などの第三国との外交について、中国という他国から命令され制御される…。外交権を献上する属国的な行為に見える。「民族の誇り」とは真逆のふるまいだ。
 

  韓国がいかに中国の意のままに動いてきたかは、引用元に詳しく書いてあります

  韓国に「中国恐怖症」があり、「中国から命令されて韓国はGSOMIAを破棄した」という仮説をたてると、この仮説が正しいか否かはさておき、起こっていることを非常にすっきり説明できます

  要因は1つではなく、複数のものが絡まり合っているでしょう。その中には意識しているものもあるが(例えば反日)、無意識のまま強い影響を及ぼしているのが中国恐怖ではないでしょうか。それを意識上にあげたくないのでいつまでも無意識の領域に置いています

  韓国(文政権)は、反日・中国恐怖・自己保身、この三つで動いているように見えます。(口では言っていますが)「韓国を良い国にしたい」という自らの意図を感じ取れません

  まっとうな議論ができない相手にどう対処していくか、韓国と付き合うにはこれに尽きるのではないかとも思ってしまいました。「話せばわかる」が通じない相手もいます

2019年8月29日木曜日

(1710)  大江健三郎『燃えあがる緑の木』(1-1) / 100分de名著

 
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(K0851) 「老衰死」より「天命を全うする」 <臨死期>
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/08/k0851.html
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第1回  2日放送/ 4日再放送
  タイトル: 「四国の森」と神話の力
 
【テキストの項目】

(1)   世界文学としての大江健三郎
(2)  「記憶してください、私は…」
(3)   作家の現実、小説の虚構
 
(4)   四国の森と<魂のこと>
(5)   前史――『懐かしい年への手紙』
(6)   再生・継承される「神話」
(7)   奇跡のような治癒能力
(8)   糾弾される「救い主」
 

【展開】

(1)  世界文学としての大江健三郎

 『燃えあがる緑の木』は、三部から構成されており、
「「救い主」が殴られるまで」と題された第一部が1993年に、
第二部「揺れ動く(ヴァシレーション)」が94年に、
そして第三部「大いなる日に」が95年に、刊行されました。
 ノーベル賞を受賞したのは、1994年、59歳のときでした。授賞理由は「詩的な想像力によって、現実と神話が密接に凝縮された想像の世界を作り出し、読者の心に揺さぶりをかけるように現代人の苦境を浮き彫りにしている」というものでした。
 

(2)  「記憶してください、私は…」

 この地球に生きている未来の人たちに、この時代のこの場所で「私たちがこんなふうにして生きている」ことの証言として読んでもらい、記憶してもらいたいと、いまを生きる私たちが自信をもって言える作品を「名著」と言い張ってもなんらの問題がないような気がします。
 「私はこんなふうにして生きているのです」という言葉を、自分とその家族の生活を作品に登場させるという点でも字義通りに実践するような書き方を、より精緻に、より大胆に、より想像力豊かに、練り上げていったのが、大江健三郎です。
 

(3)   作家の現実、小説の虚構

 大江健三郎が、みずからの作家としての根本的なあり方を決定づけたとする重要な出来事・主題が三つあります。①と③の二つの主題は、いわば両輪となって大江健三郎の長編作品のほとんどを駆動させてきました。
  敗戦による超国家主義からの解放感と結びついた四国の谷間での幼少期
  ヒロシマの被爆者たちとの出会い
  障害を持って生まれた長男光さんとの共生
 作品に登場する場所は二つです。大江健三郎自身が家族と暮らす東京の住宅地と、大江の生まれ故郷をモデルとする「四国の森の谷間」です。
 ほとんどすべての長編作品において、大江健三郎自身、妻のゆかりさん、息子の光さん、愛媛に暮らす妹をモデルとした人物が登場します。
 いくつかの主題を共有し、同じ場所で同じ人物がたびたび登場するため、個々の小説間につながりが生じています。自己引用とか自己批判も、大江文学に顕著な手法なのです。
 

 以降は、後日書きます。
(4)   四国の森と<魂のこと>
(5)   前史――『懐かしい年への手紙』
(6)   再生・継承される「神話」
(7)   奇跡のような治癒能力
(8)   糾弾される「救い主」
 

<出典>
小野正嗣(2019/9)、大江健三郎『燃えあがる緑の木』、100de名著、NHKテキスト(NHK出版)

2019年8月28日水曜日

(1709)  大江健三郎『燃えあがる緑の木』(0) / 100分de名著

 
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(K0850)  望ましい死に方としての「老衰死」 <臨死期>
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/08/k0850.html
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【はじめに】  魂を揺り動かす物語

 大江作品には前期と後期とがあり、後期の作品群では、障害を持った息子の共生と、作家自身の故郷の四国の森のなかの土地の神話や伝承という二つの主題が、作品ごとにていねいに深められています。

 今回、取り上げる『燃えあがる緑の木』は、その後期の作品のなかでもっとも重要な作品の一つです。そこで作家は「魂のこと」に取り組んでいます。人間の魂は死後どうなるのか、人間にとって「祈り」とはどのような行為なのか、ということが、「救い主」とされた「ギー兄さん」という男性の受難に満ちた生涯を通して語られます。そしてそれを語るのは、彼をそばから支えた特殊な身体的な特徴を持つ「サッチャン」という女性です。

 「燃えあがる緑の木」という神秘的なイメージは、イェーツの詩「梢の枝から半ばはすべてきらめく炎であり/半ばはすべて緑の/露に濡れた豊かな茂りである一本の樹木」に喚起されたものです。

 大江健三郎は、彼自身が現実生活をフィクション化し、そうやってできた小説が今度は現実生活に深い影響を及ぼすという書き方を長いあいだ続けてきた人です。

 信仰のない者は、何に対して、どのように祈ることができるのか。『燃えあがる緑の木』は、悩み苦しみながらも、そのような問いにまっすぐ向かいあった人物たちの、つまりは作家自身の魂の軌跡でもあるのです。
 


100de名著」 大江健三郎『燃えあがる緑の木』が、92()から始まります。Eテレ。
放映は、   月曜日 午後 10:25~10:50
再放送は、  水曜日 午前 05:30~05:55
 及び        午後 00:00~00:25
講師は、小野正嗣(作家・早稲田大学教授)
 


<全4回のシリーズ>  いずれも9

【はじめに】  魂を揺り動かす物語
 
第1回  2日放送/ 4日再放送
  タイトル: 「四国の森」と神話の力
 
第2回  9日放送/ 11日再放送
  タイトル: 世界文学の水脈とつながる
 
第3回  16日放送/ 18日再放送
  タイトル: 信仰なき「祈り」は可能か?
 
第4回  23日放送/ 25日再放送
  タイトル: 一滴の水が地面にしみとおるように
 


<出典>
小野正嗣(2019/9)、大江健三郎『燃えあがる緑の木』、100de名著、NHKテキスト(NHK出版)

2019年8月27日火曜日

(1708)  日本を発信(3) [FUJI ROCK 2019] Reviewing the Best of Fuji Rock 2019

『【フジロック2019】フジロック2019の最高シーンを振り返る』
 


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(K0849)  すまコミュニティビジネス大学(9) 対象者数の推定(神戸市) <定年後>
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/08/k0849-9.html
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(1)  日本の野外ロックフェスの草分けである「フジロック・フェスティバル」。7月26日から3日間、新潟県湯沢町、苗場スキー場で開かれた

(2)  驚いたのは、フジロックに出演した英国の著名ロックアーティストたちが口々に「世界のほかのどこにもない特別な場所だ」と山奥で開かれたフェスを称賛していたことだった

(3)  大自然の中に設置された13カ所ものコンサート会場を、バックパックを背負い、自由に移動しながら好きな音楽と大自然を楽しむのがフジロック流だった

(4)  来場した外国人たちが特に驚いていたのは、多くの来場者がいるのにゴミが散乱していないことだ。決められたゴミ捨て場に分別・回収されていた

(5)  「フジロックが大好きだ。フェス精神が息づいていることに驚いている。フジロックは特別な場所だ。音楽を愛している人たちがフェスを動かしている。英グラストンベリー・フェスティバル(世界最大規模のロック・フェス)を彷彿(ほうふつ)とさせ、演奏していて楽しい」
 

<出典>
  原文 英語と(関連記事の)日本語
[FUJI ROCK 2019] Reviewing the Best of Fuji Rock 2019
http://japan-forward.com/fuji-rock-2019-reviewing-the-best-of-fuji-rock-2019/
日本のフジロックを英ロック・アーティストが絶賛 なぜ「特別な場所」と呼ばれるのか
http://japan-forward.com/japanese/フジロックを英ロックアーティストが絶賛/

  新聞記事
世界が絶賛、特別な場所
【日本を発信】 産経新聞(2019/08/26)
https://www.sankei.com/column/news/190826/clm1908260005-n1.html
 


<前回>
(1694)  日本を発信(2)  At the Crossroads: Can South Korea Survive Without Japan?
『岐路にある日韓関係: 韓国は日本なしに生き残ることができるのか』
http://kagayaki56.blogspot.com/2019/08/1694-2-at-crossroads-can-south-korea.html

 

2019年8月26日月曜日

(1707) 【来月予告】大江健三郎『燃えあがる緑の木』。【投稿リスト】ロジェ・カイヨワ『戦争論』 / 100分de名著

 
◆ 最新投稿情報
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(K0848)  意思表示の後に訪れるもの <臨死期>
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/08/k0848.html
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【来月予告】 大江健三郎『燃えあがる緑の木』 / 100de名著
 
20199月号 (100de名著)    テキストは、825日発売予定(NHK出版)
大江健三郎『燃えあがる緑の木』。講師:小野正嗣(作家)
 
「祈り」はいかに可能か
 
既成の宗教に拠らない「魂の救済」は、現代社会において可能なのか――。一人の「救い主」の誕生と、彼を中心とした「教会」創生の物語を読み解くことで、生きることの意味、共同体のあり方などにいて考察を深めていく。執筆当時、大江自身によって「最後の小説」と位置付けられた大作に取り組む。
 


【投稿リスト】 ロジェ・カイヨワ『戦争論』

公式解説は、
https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/90_sensouron/
 


私が書いたのは、
 
(1675)  ロジェ・カイヨワ『戦争論』(0) / 100de名著
http://kagayaki56.blogspot.com/2019/07/1675-0100de.html
 
(1682)  ロジェ・カイヨワ『戦争論』(1-1) / 100de名著
http://kagayaki56.blogspot.com/2019/08/1682-1-1100de.html
 
(1684)  ロジェ・カイヨワ『戦争論』(1-2) / 100de名著
http://kagayaki56.blogspot.com/2019/08/1684-1-2100de.html
 
(1689)  ロジェ・カイヨワ『戦争論』(2-1) / 100de名著
http://kagayaki56.blogspot.com/2019/08/1689-2-1100de.html
 
(1690)  ロジェ・カイヨワ『戦争論』(2-2) / 100de名著
http://kagayaki56.blogspot.com/2019/08/1690-2-2100de.html
 
(1696)  ロジェ・カイヨワ『戦争論』(3-1) / 100de名著
http://kagayaki56.blogspot.com/2019/08/1696-3-1100de.html
 
(1698)  ロジェ・カイヨワ『戦争論』(3-2) / 100de名著
http://kagayaki56.blogspot.com/2019/08/1698-3-2100de.html
 
(1703)  ロジェ・カイヨワ『戦争論』(4-1) / 100de名著
http://kagayaki56.blogspot.com/2019/08/1703-4-1100de.html
 
(1704)  ロジェ・カイヨワ『戦争論』(4-2) / 100de名著
http://kagayaki56.blogspot.com/2019/08/1704-4-2100de.html
 


<出典>
西谷修(2019/8)、ロジェ・カイヨワ『戦争論』、100de名著、NHKテキスト(NHK出版)

2019年8月25日日曜日

(1706) 「読み方難しい名前」の選手がいっぱい 令和初の甲子園

 
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(K0847)  すまコミュニティビジネス大学(8) 定年離婚予備軍になっていない? <定年後>
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/08/k0847-8.html
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☆☆☆☆☆
元号が令和となって初めての甲子園には、名前の読み方が難しい選手が多数出場した。選手の個性を感じさせる名前は、時代の変化を象徴しているといえそうだ。
名前をよんでください。
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三亜土
愛瑠斗
大響

和音
海音
海音 (同じ漢字でも読み方が異なるパターンもある)

海夏凪
飛祐豪
輝琉亜
留佳

聖喜
宇亜


https://drive.google.com/file/d/1ITqVkpI6P9-SA_X0xKL0FdgzUJynxovD/view?usp=sharing

 


<出典>
産経新聞(2019/08/21)、「甲子園球児 名前でも夏沸かす / 個性派ずらり 時代を象徴」
「読み方難しい名前」の選手がいっぱい 令和初の甲子園
https://www.sankei.com/west/news/190821/wst1908210014-n1.html

2019年8月24日土曜日

(1705) 許せない人を忘れたいと思ったときの対処法

 
      最新投稿情報
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(K0846) 『ライフ・シフト 100年時代の人生戦略』(2) / アンドリュース・スコット氏(4) <人生設計>
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/08/k0846-10024.html
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☆☆☆☆☆
許せない相手を忘れようとすることはお勧めできない。許せない自分の気持ちを否定しないこと。相手の行動にだけに注目すること。相手の視点に立って分析すること。自分の辛さを軽減するために対処しましょう
☆☆☆☆☆
 


1.   許せない相手を忘れようとすることはお勧めできない

 私たちは「何かを考えないように努力すればするほど、かえってそのことが頭から離れなくなる」という性質があります。許せない相手のことを「忘れよう」「考えないようしよう」と思うことで、余計許せない相手のことが頭から離れなくなってしまいます。
 理由は、「(1702)  シロクマ実験 ~ 考えないように努力すればするほど」参照
 

2.   許せない気持ちを否定しないこと

2.1.  許せない気持ちがあっても当然と、自分の気持ちを認めてあげることが大切です

2.2.  今は許せなくても、いつか許せる日が来るかもしれません。許すまではいかなくても、気持ちを整理してもいいかなと思えるタイミングがやってきます。
 

3.   許せない相手への対処法

3.1.  相手の「行動」だけに注目する
 相手の性格や特性など全体ではなく、「行動」に分解して考える方法です。

3.2.  相手の視点に立って分析する
 相手を主人公にして、相手の視点に立って分析してみる方法です。特に紙に書いて分析することをおすすめします。まず、相手の状況を細かく書きます。次に相手の「考え」「気持ち」「行動」を書き出します。知ってる情報を盛り込み、分からないところは想像で補いながら相手を主人公にしたストーリーを書き出します。
 

4.   最後に

4.1.  相手を許したからといって、その相手と連絡を取る必要も、接触する必要もありません

4.2.  許せない相手がいて、自分自身が苦しむことや、自分の大切な時間が奪われていくことはとてももったいないことです

4.3.  相手のために自分が対処するのではなく、自分の辛さを軽減するために対処しましょう
 

<出典>
許せない人を忘れたいと思ったときの対処法
https://www.msn.com/ja-jp/lifestyle/life/許せない人を忘れたいと思ったときの対処法/ar-AAG0Kxc?ocid=spartanntp#page=2