2019年5月12日日曜日

(1601)  出会いは、偶然ではない(5) 出会いの成立条件

 
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(K0742) 神戸市コミュニティ相談センターお披露目会 <地域の再構築>
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/05/k0742.html
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 いよいよ、出会いの成立条件の検討に入る。

 
===== 引用はじめ (1596)
  出会いが偶然でないとするなら、出会いが成立する条件があるはずだ。「こういう条件がそろったとき、出会いが成立する」。それが分かれば、出会いをプロデュースできる可能性がでてくる。
===== 引用おわり
 

 基本的には、次の5つがあると思う。

(1)  「一般的な出会い」がある
(2)   ある人に注目する
(3)   保留されるものもある
(4)   働きかける
(5)  「肯定的・積極的な出会い」に育つ
 


【展開】

(1)  「一般的な出会い」がある

 たくさんの人に合えば、それだけ出会いのチャンスが増える。
四つぐらいあるのではないか。

   人のいるところに出かける
   活動を共にする
   友達の友達は、友達だ
   サイバー上の出会い
 待っていたのでは、出会いのチャンスは少ない


(2)   ある人に注目する

 出会いを求める意識が不可欠だろう。それがないと、大切な人が眼の前を、ただ通り過ぎてしまう。出会いを求める意識がないままにチャンス(1)をいくら積んでも意味がない。
 
 
(3)   保留されるものもある

 経験上、これがすごく大切だと思う。「ある人に注目する」に至らない「一般的な出会い」がたくさんある。それで縁が無かったと断ち切らず、意味不目・目的不明のまま、とりあえず「キープ」しておいたものが、後々「肯定的・積極的な出会い」になっていくことが、結構ある。必要とするタイミングでない「早すぎる」出会いが、切ってしまわなかったおかげで、必要になった時(機が熟した時)「肯定的・積極的な出会い」に変わるのである。時間的なズレをカバーすることにより、出会いのチャンスは断然、増える。
 

(4)  働きかける

 じっとしているのでは、「一般的な出会い」は、「一般的な出会い」のままに留まる。一方、不用意に働きかけて、壊れてしまうこともある。押す、待つ、引く、いかにうまくコントロールするか。だいたいの人はどれかに偏っている。偏らず、状況に合わせて、使い分けることが大切。
 

(5)  「肯定的・積極的な出会い」に育つ

 「肯定的・積極的な出会い」は、「そこにあるものを得る」のではなく、「作り出す」ものでもない。「共に育て上げる」ものだと思う

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