2017年9月12日火曜日

(993) 何かに満足しようとする心 / 子育てって、楽しい(1)


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人は、大人になるにつれて、不満足を探すのが上手になる。
同時に、満足することを忘れる。

小さな子は、いつも「何か面白いことはないか」とキョロキョロしている。

今いる場に不満を言うのではなく、
今いる場で最高の楽しさを求める。
 

===== 引用はじめ

23年間の保育士生活を通じて感じるのは、子供ってどんな環境でも、何かに満足しようとする心を持っていることです。

私が行っていた保育園のプールは6畳くらいの広さしかありませんでした。そこに20人くらい入るのです。狭いように感じるかもしれませんが、文句を言う子供なんて1人もいません。逆に、大人たちは「狭いね」「危ないね」って。でも子供は違う。「水がかかったらうれしい」「友達とぶつかったら、それも楽しい」。たとえ狭くとも水に触れるのが楽しいから、みんな笑顔なんですね。

子供は自分に与えられた環境を全部認め、その中にある楽しめる点を探すんです。決して否定から入らない。

===== 引用おわり
 

私は、未だ成長せず、子供のままのようだ。

同じ環境にあっても、幸福な人と不幸な人とがいる。

私は、幸福な人だろう。

 
出典
早坂一郎、子育てって、楽しい①、産経新聞(2017/09/04 夕)

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