2022年1月21日金曜日

(2540) 金子みすゞ詩集(3-1) / 100分de名著

 【 読書 ・ 100de名著 】みすゞはスペイン風邪の世界的パンデミックと大量死、関東大震災の時代に生き、人の儚い死を見つめていた。苦境の中でみすゞが真剣に向き合った人間の「孤独」と「死」、「希望の喪失」を描いた詩を読解する。


第3回  24日放送/ 26日再放送

  タイトル: 「孤独」と「死」をみつめて - 童謡詩の衰退

 

 時代の流れの中で、童謡詩を載せた雑誌は次々に廃刊。みすゞは発表の場を失う。そこで詩集刊行の望みをかけ、512作の詩を、西條八十と、東京で編集者として働く弟・雅輔に送るが、願いはかなえられなかった。みすゞにとって詩と表現は、自らを生かす希望の力だった。その希望が失われ、さらに結婚生活の不幸、健康の問題も重なり、みすゞは自ら死を選ぶ。またみすゞはスペイン風邪の世界的パンデミックと大量死、関東大震災の時代に生き、人の儚い死を見つめていた。第三回は、苦境の中でみすゞが真剣に向き合った人間の「孤独」と「死」、「希望の喪失」を描いた詩を読解する。

https://www.nhk.jp/p/meicho/ts/XZGWLG117Y/blog/bl/pEwB9LAbAN/bp/pQWV2jMAyN/

 

【テキストの項目】

(1)      投稿欄での競争

(2)      投稿家たちとの交流

(3)      詩集が出ない苦悩

(4)      籠に自分から閉じこもる「私」

(5)      大正15年、みすゞの結婚

(6)      「童話」の廃刊

(7)      雅輔の上京、八十の転身

(8)      みすゞの諦観

(9)      時代の変化を感じて

(10)     近代人の癒しがたい孤独

(11)     八十と雅輔に託した思い

(12)     昭和5年、みすずの自死

(13)     自死前日の写真撮影

(14)     八十による追悼

 

<出典>

松本侑子(2022/1)、金子みすゞ詩集『、100de名著、NHKテキスト(NHK出版)



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