2022年1月21日金曜日

(2539) Five Shocking Scenarios for the Year of the Tiger

 【 日本を発信 ・ シナリオ 】(寅年のショッキングな5つのシナリオ)ピーター・タスカ氏は、これらは「起こる確率は非常に低い」としながらも、「起きたら世界がひっくり返る事態になる」と述べ、考えておくことは意義があるとしている。


 寅年のショッキングな5つのシナリオ

(1)      Tokyo Stock Market Bargain Sale:  Tesla Eats Honda, Apple Eats Sony

 東京証券取引所のバーゲンセール。世界中の投資家から巨額の資金を集める米テスラがホンダを、同じく米アップルがソニーを買収する

(2)      Taiwan Emergency: Xi Gambles Big

 不動産バブルの崩壊など、経済に陰りが見え始めた中国の習近平国家主席が、欧米や日本による「反中包囲網」が出来上がる前に、台湾を力で屈服させるギャンブルに打って出る

(3)      The End of Japanification: Double Digit Inflation

 新型コロナの一層の感染拡大に加えて、天災や戦争などの災禍が起きた場合、2桁のハイパーインフレに突入する国々が現れる。日本ももちろん、この大波に巻き込まれる。これとは反対に、

(4)      Energy Crunch: Triple Digit Oil Price

 コロナ禍で低迷していた世界の経済活動が一斉に再開するとエネルギー不足が顕在化、グリーンエネルギーでは急増する需要を満たすことができず、石油価格が急騰し、物価も急上昇することになる

(5)      In Praise of Reality: The Tiger Roars in ‘22

 約100年前、人類は新型コロナ以上の犠牲を出したスペイン風邪を克服し、新しい芸術や思想、価値観を生み出し、技術革新をもたらした。最後のシナリオとして、そんな歴史を挙げ、「今回も再びそうした飛躍があってもおかしくはない。活力ある世代の寅年にふさわしい咆哮(ほうこう)に期待したい」とユーモアを交えながら記事を締めくくった。

 

 筆者の英国人金融証券アナリスト、ピーター・タスカ氏は、これらは「起こる確率は非常に低い」としながらも、「起きたら世界がひっくり返る事態になる」と述べ、考えておくことは意義があるとしている。

 

<出典>

【タイトル】 苦難の中にチャンスあり。 ~ 寅年のショッキングな5つのシナリオ

【新聞】 産経新聞(2022/01/17) 【日本を発信】

 

【タイトル】 ECONOMY & TECHFive Shocking Scenarios for the Year of the Tiger

URL】 https://japan-forward.com/five-shocking-scenarios-for-the-year-of-the-tiger/



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