2020年9月1日火曜日

(2079)  合流新党 / 同じ「数の論理」でも違いそう(1)



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「数の多い方が数の少ない方を支配する」「立憲民主党と国民民主党との得票を合わせて自民党の得票を上回れば、自民党に勝てる」このような「数の論理」で動いているのではないか。これでは自民党に勝てないだろう
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 せっかく盛り上がりかけた、立憲民主党と国民民主党の合流が失速気味だ。玉城雄一郎代表をはじめ国民国会議員約10人が不参加を表明。「排除の論理」が響いたようだ。希望の党から排除された枝野氏が、今度は、国民民主党の一部を排除する側にまわった。
 国民を支援してきた6つの産業別労働組合(産別)の組織内議員が、合流新党に参加しない見通しとなった。合流新党の綱領に「原発ゼロ」が明記されたことで、電力など関連産業の労組として参加は困難と判断したらしい。もっともなことである。
 辞任表明した安倍晋三首相の後任を選ぶ自民党総裁選などで、さらに埋没した。一国の総理大臣が誰になるかに耳目が集まのも、もっともなことである。
 もっともなことばかりである。

 合流新党で一貫して気になるのは、すごく単純な数の論理で、優位な方が強引に相手を従わせようとするやり方。また、議員たちが理念ではなく、どの党に所属すれば次回の選挙で自分が当選できそうかで政党を決めようとしているように見えることである。選挙民から見れば、政策を信じて投票しても、当選させた議員が勝手に変節してしまう。「立憲民主党+国民民主党>自民党」で勝てるという発想のようだが、本当にそれで勝てるのか?
 またまた、小沢一郎氏が活躍されているようだが、またまた、同じことが繰り返されてしまいそうで、気がかりだ。

添付図は、以下より。
「国民民主党、どうやってできたか覚えてる?立憲民主党と合流へ。これまでの経緯を振り返る」



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