2020年6月19日金曜日

(2005)  視覚情報はあるが、中途半端 / オンライン会議で変わるもの(3)


◆ 最新投稿情報
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(K1146)  介護経験は人生を豊かにする / 高見国生さんからのメッセージ(4) <認知症>
http://kagayakiken.blogspot.com/2020/06/k1146-4.html
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感情や態度について矛盾したメッセージが発せられたとき、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかを調べたところ、視覚情報の割合は55%だった。「オンライン・画像有会議」に視覚情報があるが、限定的だ
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 メラビアンの法則
===== 引用はじめ
 この研究は好意・反感などの態度や感情のコミュニケーションについてを扱う実験である。感情や態度について矛盾したメッセージが発せられたときの人の受けとめ方について、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合であった。この割合から「7-38-55のルール」とも言われる。「言語情報=Verbal」「聴覚情報=Vocal」「視覚情報=Visual」の頭文字を取って「3Vの法則」ともいわれている。
===== 引用おわり
Wikipedia、『メラビアンの法則』

会議を3つに分類すると、
(1)  リアル会議
(2)  オンライン・画像有会議
(3)  オンライン・画像無会議

 になるが、特に「(3)オンライン・画像無会議」は、矛盾したメッセージが発せられた時に働かせる(55%)視覚情報を失うので、矛盾を解釈するのがとても難しくなる。別の言葉で言うと、発せられる「本音の信号」を受け取るのが難しくなる。
 「(2)オンライン・画像有会議」は、「(3)オンライン・画像無会議」に視覚情報が加わる。しかし、限定的である。多人数になると、画面が小さくなり、「そこにいるだけ」となる。その人が顔を大写しにして、その人をメイン画面にすれば、表情は読み取れるが、逆に全身の動きは見えない。視覚情報はあることはあるが、極めて限定的だ、というのが参加しての印象だ。

 「オンライン・画像有会議」における「視覚情報=Visual」は、十分でない。

 続く

<出典>は、上記。他は、オリジナル

添付図は、
https://mindhack-media.jp/articles/55


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