2020年6月16日火曜日

(2001)  必ずしも語っている通りではない / オンライン会議で変わるもの(1)


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(K1142)  死は、希望なのか、絶望なのか(2) / 自立期と仕上期との間にて(7) <自立期~仕上期>
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「言葉では賛成」と言いながら、「本音は賛成でない」ということは、よくある。その時には、必ず本音の信号が発せられている。意識的に出す人、無意識に出す人。真意を察する人、言葉通り理解する人。人それぞれだ
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 会議においてある意見が出て、本音は賛成ではないのに、「賛成」と言わざるを得ないことがある。この時ある人々は、「言葉では賛成」と言いながら、「本音は賛成でない」という信号を発し、多くの会議参加者は、その信号を受け取る。「あの人は、イヤイヤ賛成と言っている」と分かるのである。
 中には、分からずに、言葉通り受け取ってしまう人もいる。また、本音でないことを言うときには、無意識でも本音の信号が発せられるものである。

 しかし、オンライン会議が普及していくと、その種の本音が伝わりにくくなる。オンライン会議の出現で、会議が、会話が、コミュニケーションのあり方が、人間関係が、不可逆的に大きく変質していく。
 コロナ禍が落ち着いても、オンライン会議は、その利便性により、減らないだろう。そのため、上記変質は、加速度的に進んでいくだろう。

 続く

<出典> なし。オリジナル



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