2019年9月29日日曜日

(1739)  果敢に攻める(アドバンテージ) / RWC2109対アイルランド戦(1)

 
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攻める時は果敢に攻める。そういうことをしなかった人の人生は、たとえ失敗はなくても、つまらないもののように思う。対日本戦、アイルランドの最初のトライに「思い切った攻めをする」を感じ、勇気づけられた
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 RWC(ラグビーワールドカップ)が面白いです。対アイルランド戦で一番印象に残ったのがアイルランドの最初の点です。トライに到った過程を添付で示します。
 私が興味をもったのは、アドバンテージというルール、それをどう活かすかです。
 
===== 引用はじめ
 アドバンテージとは、審判が反則を直ちに取らず、「アドバンテージ」と宣言して試合を継続させることです。
 反則があった場合、反則を受けた側がそのままプレイを続けた方が良い結果になると判断した時、審判はその反則を取ることを猶予することができます。
 以下のような場合にはアドバンテージの元となった反則がとられ、反則のあった地点から再開となります。
  反則を受けた側がミスをしたり、相手にボールを奪われて、不利な状況になる
  反則を犯した側がさらに反則を犯す
(※危険なプレー、悪質な反則があった場合は、ただちにその反則を適用します)
 例えば、スローフォワードをカットした場合であれば、ボールキャリアがノックオンをしてしまったり、タックルを受けて相手ボールになってしまった場合には、アドバンテージのあったスローフォワードが適用されて、反則のあった地点のスクラムから再開となります。
 このように、たとえミスをしてもマイボールでの再開が約束されているため、攻撃側は思い切った攻めをすることができます。
===== 引用おわり
【ラグビー用語解説】アドバンテージについて
https://rugbymania-noside.com/about-advantage/
 


 最初に示したアイルランドのトライは、まさにアドバンテージを得ているときのものでした。普通なら、失敗して蹴ったボールが相手のものになってしまうと、厳しく反撃されます。しかし、アドバンテージをとっているので、蹴ったボールが相手のものになってしまっても、その時点で、アドバンテージはなくなり、反則のあった地点に戻り、マイボールで試合が再開できます。
 


 我々が生きている社会には、アドバンテージというシステムはありません。でも、思い切った攻めはしてみたいものです。もちろん取り返しのつかないような失敗は避けなければなりません。しかし、たいがいの失敗は、そんなに深刻なものでなく、お金が減るとか、恥をかくといった程度のものです。
 
 「失敗を恐れず果敢に攻める」。アイルランドの攻撃にそのような姿勢を感じ、私は勇気づけられたのだと思います。


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