2019年9月1日日曜日

(1713)  顕れたものと潜むもの / 優ちゃんの名演(なつぞら)

 
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NHK連続テレビ小説『なつぞら』で、優を演じた子役の演技に「名演技すぎる」「すごい」「神演技」などの声がSNSに寄せられた。確かに真に迫っていて感動的な場面だけだった。そこをもう少し突っ込んでみた
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 テレビを見て凄いなと思っていたら、やはりネットでも取り上げられた。
 
 広瀬すず主演のNHK連続テレビ小説『なつぞら』(NHK総合/月曜~土曜8時ほか)の第22週「なつよ、優しいわが子よ」(第128回)が 27日に放送され、なつ(広瀬)と坂場の娘・優を演じた子役の演技に「名演技すぎる」「すごい」「神演技」などの声がSNSに寄せられた。

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 4月を迎え、坂場は麻子の会社の演出家としてアニメ業界へ復帰することに。優を預けるために茜の元を訪れるなつと坂場。なつは抱いていた優の頭をなでながら「行ってくるね」とつぶやくと、優は何かを察したようになつの胸に顔をうずめる。茜が「なっちゃん、さっといなくなっちゃった方がいいわよ」と声をかけると、なつは優を茜に預ける。しかし茜の膝の上に乗せられた優は、自分から離れていくなつを見ると、泣き出しそうな表情で抱っこをしてほしそうに両手を広げるのだった。
 なつは玄関を出ようとするが、寂しそうな表情で声をあげて泣き出した優の元へ駆け寄り、わが子を再び抱きしめる。なつの腕の中で落ち着いた優を、茜は「優ちゃん! おばちゃんとメイちゃんと一緒に遊ぼう!」と呼びかけながら抱き寄せる。すると優はまた寂しそうな表情になり泣き声を上げる。さらになつが部屋を出ようとすると、優は「まま〜!」と声をあげて泣き出してしまう。
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 ここからは私の意見: 後でじっくり考えて、違うのではないかと思った。
 
 本番前に、なつ(広瀬すず)がしっかりと抱き、優(子役)と「通じていた」。これがすべてだ。これが出来ていたら、「天才的に子役」でなくても出来たのではないか。「どんな子でも」とは言わない。テレビの撮影現場で動じない「タレント性」は必要だが、これを備えている「子役」はたくさんいるだろう。
 
 顕れたもの【優(子役)の名演】に目を奪われてしまうだけではなく、潜むもの【なつ(広瀬すず)の撮影前の準備】を見落としてはいけない。
 
 これは、広く応用できる教訓だろう。
 


<出典>
『なつぞら』なつの娘・優ちゃんの名演が話題 広瀬すず称賛「天才的なシーン」
https://www.msn.com/ja-jp/entertainment/celebrity/『なつぞら』なつの娘・優ちゃんの名演が話題-広瀬すず称賛「天才的なシーン」/ar-AAGniQD?ocid=spartandhp#page=2

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