2018年11月20日火曜日

(1427)  小さな約束さえ守れない

 
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(K0568)  介護のイメージアップ/上条百里奈さん (3) <介護>
http://kagayakiken.blogspot.com/2018/11/k0568-3.html
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相談
===== 引用はじめ
 まもなく4歳になる息子はわがままで、我慢をすることが苦手です。「我慢する力を養うには、まず小さな約束を守らせることから」と本で読み、外出するときに「ずっと手をつなぐのよ」「何も買わないよ」などと約束させるのですが、そのときはいい返事をしても結局守れず、大泣き。小さな約束さえ守れないことにいらだって、つい叱ってしまいます。約束を守れるようにするにはどうすればいいでしょうか。
===== 引用おわり
 
1.   そもそも約束は成立していない
2.   約束を守る快感を味わう
3.   不都合を認知しての約束
 


【展開】
 
1.   そもそも約束は成立していない

===== 引用はじめ
 たとえば、大人だと「来週までに5キロ痩せるのよ」と言われても「はい」とは言いません。不可能だとわかっているからです。でも子供は「はい」と言ってしまいます。子供は「約束よ」と言われたら、何も考えずに返事をしてしまう習性があるのです。
 特に親子で交わす約束は、単に親の希望を言っただけのことが多く、子供はそれを守ったら不都合ばかりがやってきます。だからその場になると守れないのです。親は約束が破られたように思うかもしれませんが、そもそもその約束は子供側から見ればアンフェアな交わし方だったのです。
===== 引用おわり
 

2.   約束を守る快感を味わう

===== 引用はじめ
 小さな約束も守れないとのことですが、それらの約束はお子さんには大きすぎたのかもしれません。
 まずは読んだ本は戻す、毎日歯を磨くなど、お子さんが無理なく守れそうなものを約束し、守れたときは大いにほめて「約束を守る快感」を味わわせてください。すると守れる範囲が増えていき、守ろうとする意志も出てきます。
===== 引用おわり
 

3.   不都合を認知しての約束

===== 引用はじめ
 例えば「何も買わない」という約束をする際は、「ほしくても我慢するのよ」など、そのときにやって来る具体的な不都合も教えてやってください。それでこそフェアな交わし方です。
===== 引用おわり
 


<出典>
小さな約束さえ守れない息子
【原坂一郎の子育て相談】  産経新聞(2018/11/07)
 
【原坂一郎の子育て相談】小さな約束さえ守れない息子
https://www.sankei.com/premium/news/181111/prm1811110007-n1.html

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