2018年9月27日木曜日

(1373)  モンゴメリ「赤毛のアン」(1-1)(あらすじ1) / 100分de名著

 
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(K0513)  10月1日は「生涯現役の日」 <高齢期の仕事>
http://kagayakiken.blogspot.com/2018/09/k0514.html
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第1回  1日放送/ 3日再放送
  タイトル: 想像力の翼を広げて
 
 
【テキストの項目とあらすじ】
 
(1)  作者モンゴメリの生い立ち

 

(2)  最初の登場人物はリンド夫人

 主要な3人が登場します。
  リンド夫人:世間のいろいろなことによく通じていて、世話好きで、お節介で、詮索好きで、ありがたいけれど少し迷惑な隣人
 マシュウ:知らない人をたずねたり、口をきかなくてはならないところへはいっさい、顔を出そうとしない
 マリラ:見るからに見聞のせまい、ゆとりのない心持を思わせたが、事実そのとおりであった。しかし、口のあたりに何か、もう少しどうかしたらユーモラスなものになる、と言えなくもない感じがただよっていた。
 

(3)  オペラ三重唱のような人物紹介

 マシュウとマリラは、孤児院から小さな男を一人もらうことにして、マシュウが迎えに行きました。リンド夫人は、二人とも子どもの知らないという理由で、不賛成。マリアによれば、体がきかなくなったので、男の子を希望したとのこと。マシュウは女性が苦手です。
 

(4)  自分ではなにひとつ解決しないマシュ

 マシュウが駅に着いたら、待っていたのは女の子でした。何か行き違いがあったようだが、そのことは言えず、家に連れて帰ることにしました。
 

(5)  想像力ではちきれんばかりの赤毛の少女

 アンは話し続けます。マシュウは意外にも、面食らうこともなく「この子のおしゃべりは気にいったわい」と思っているのでした。
 

(6)  アヴォンリーの美しさにうたれて

 アンは、アヴォンリーの美しさに感動します。
 

(7)  eのついたつづりのアンで読んでください」

 マリラは、男の子でないのに驚きました。アンは男の子でない自分は欲しがられていないと理解し、泣きじゃくり始めました。
 

(8)  変化するマシュウ

 マシュウは、アンを孤児院に送り返すことに「いやな」気持ちになりました。「置いとけませんね。あの子がわたしらに、何の役にたつというんですか?」と言うマリラに、「わしらのほうであの子になにか役に立つかもしれんよ」突然マシュは思いがけないことを言いだしました。
 

(9)  アンが語る生い立ち

 アンは促され、身の上話をします。生後三ヶ月で父母が死に、先ずトマス小母さんに、次にハモンド小母さんに預けられ、最後に孤児院に引き取られたとのこと。マリラの心が揺れはじめました。「たしかにこの子はほんとうの家ができるのだと思って、大よろこびしていたにちがいないのだ」。
 

(10)グリン・ゲイブルスへ

 ちょうどブリュエット夫人の家で手伝いの女の子を頼みたがっているので、孤児院に返す必要はない、と言われます。しかし、ブリュエット夫人は口やかましい女で「おそろしく働き者で人をこき使う」、そのうえケチで癇癪持ちで、子どもたちは生意気でけんかばかりしていると、マリラは聞いていました。アンを引き取ることに決めました。
 

(11)「赤毛」の屈辱

 リンド夫人に「髪の赤いこと、まるでにんじんだ」と言われ、いきなり一番のコンプレックスを指摘されたアンは、怒りで顔を真っ赤に燃やして唇をふるわせ、リンド夫人に怒りをぶつけます。リンド夫人はすっかり腹を立てて帰ってしまいます。その後、アンが謝罪し、許されました。
 

(12)つらい現実を乗り越える想像力

 
 
<出典>
茂木健一郎(2018/10)、モンゴメリ「赤毛のアン」、100de名著、NHKテキスト(NHK出版)
添付写真は、この本からの転載


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