2018年8月28日火曜日

(1344)  夏休み「小1の壁」 学童保育 待機児童増加

 
      最新投稿情報
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(K0485)  携帯電話やスマホを持つ高齢者が認知症になったとき <脳の健康>
http://kagayakiken.blogspot.com/2018/08/k0485.html
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 夏休みも終わる時期になってしまったが、書いておく。
 

 これは、以前書いた次の投稿の続編である。

(1337)  働くママ、初の7割超え
http://kagayaki56.blogspot.com/2018/08/1337.html
 
===== 引用はじめ
 働く母親の割合が初めて7割を超えたことが、厚生労働省が20日に公表した2017年の国民生活基礎調査で分かった。
===== 引用おわり
出典は、前回書いてある。
 


 7割以上のお母さんが働いている。ここから派生する問題の一つとして、夏休み「小1の壁」がある。
 
===== 引用はじめ
 子供が小学校に上がり、仕事と子育ての両立が難しくなる“小1の壁”に、働く親たちが直面している。小学生を放課後に預かる「学童保育」に空きがなかったり、閉所時間が短かったりして働き方の見直しを迫られるケースは多い。終日の預かりが必要となる夏休みには負担はさらに大きくなる。女性の活躍推進を阻む一因ともされる壁はどうしたら打破できるのか。(社会部 三宅陽子)
===== 引用おわり
 

 どう困っているのか。たとえば、
 
===== 引用はじめ
  「仕事が思うようにできなくなる」。千葉市の会社員の女性(38)は今春、小学生になった長男の預け先に困った。保育園のときはフルタイムで働き、お迎えは夜8時ごろでよかった。だが、検討した公設の学童保育の利用時間は夜7時まで。勤務時間を短縮しなければならず、結局、夜9時まで利用できる民間の学童保育へ入所を決意。働き方は大きく変わらず、胸をなで下ろした。
  公的な学童保育の多くは午後6時半以前に終わってしまうことも、働く親を悩ませる。夏休みには弁当が必要になるなど新たな負担も発生し、子供を終日預けなければならないことに戸惑いを感じる親も少なくない。
===== 引用おわり
 

 実態は、

===== 引用はじめ
 共働き世帯などの増加で学童保育の需要は現在、急速に高まっている。厚生労働省の調査によると、昨年5月1日時点の学童保育数は2万4573カ所で、登録児童数は117万人を超えて過去最高を記録した。登録児童数は約20年前の3倍ほどになる。
 問題も発生している。学童保育に入れない待機児童は約1万7000人にのぼり、地域によっては、小学2年になると通っていた学童から退所させられたといったケースも。
===== 引用おわり
 

 働く親の負担や不安を取り除こうとの動きもある(以下詳細は二つ目の出典参照)。

(1)  東京都町田市では平成28年、保育園や幼稚園で小学生の一時預かりを始めた

(2)  学習塾などを運営する「明光ネットワークジャパン」は、都内を中心に学童保育「明光キッズ」を展開

(3)  企業への要請:「企業は(社員の)ライフステージごとの状況をよく理解し、子育てをしながら管理職ができる体制づくりをしていくことが重要だ。仕事と子育ての両立で直面する不安を払拭し、長期的にキャリアを見通せるようにしていくことも必要になる」(人材育成事業を手がける「スリール」代表で内閣府の男女共同参画に関する専門委員も務める堀江敦子)

(4)  (企業の理解・支持が不可欠だとした上で)「在宅勤務のほか、夏休み中は子供を連れて出勤していい期間を作るなど、柔軟な働き方が重要になる」(堀江)
 

<出典>
夏休み「小1の壁」 学童保育 待機児童増加
産経新聞(2018/07/20)
 
夏休みも深刻“小1の壁” 女性の活躍推進にも影… どう突破する?
https://www.sankei.com/premium/news/180724/prm1807240002-n1.html
添付図は、このサイトより。


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