2018年7月24日火曜日

(1309)  仏「普遍的国民奉仕」制度(1) 若者の社会参加の側面

 
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(K0450)  人手不足の解消 (B)テレワークの普及・拡大 <少子高齢化>
http://kagayakiken.blogspot.com/2018/07/k0450-b.html
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 フランス政府が先月、16~25歳を対象に導入を発表した「普遍的国民奉仕」制度は、兵舎などでの共同生活を通じて、若者の国民意識を高める狙いがある。
 
 マクロン大統領は当初、徴兵制再開を目指していたが、軍事的側面は後退した。代わって、「第1段階となる1カ月の義務奉仕で人命救助などを学び、2段階目の任意奉仕(3カ月~1年間)では国防や環境分野で活動する」制度となった。
 


 二つの側面がある。
A)   軍事的側面
B)   若者の社会参加の側面
 

 今回は、B)を中心に述べる。A)については、後日述べる。
 
 私は、素晴らしい制度だと思う。
 

(1)  対象は中学や高校を中退し、就職先がない若者

(2)  具体的には、どのようなことをするのか

(3)  兵舎生活を送る若者の言葉

 

【展開】
 
(1)  対象は中学や高校を中退し、就職先がない若者である。
===== 引用はじめ
 対象は中学や高校を中退し、就職先がない若者。半年から1年間、兵舎で規律ある生活を送り、就職に結びつけるのが目標で、定期的に希望者を募る
===== 引用おわり
 
(2)  具体的には、どのようなことをするのか
===== 引用はじめ (添付写真参照)
 「整列。気をつけ!」
 指揮官の点呼で、制服の若者たちが直立不動になった。パリ郊外、ブレティニー・シュル・オルジュ空軍基地の「志願兵」たちだ。18~25歳の約200人が兵舎で共同生活を送る。
 志願兵といっても、武器を操るわけではない。午前5時半に起床し、掃除と点呼、体力訓練を終えた後は郵便局や国鉄で見習として働く。軍の役割や人命救助法を学び、運転免許の取得もできる。衣食住は軍が支給。職場から4万円程度の月給も出る。
===== 引用おわり
 
(3)  兵舎生活を送る若者の言葉
===== 引用はじめ
 兵舎生活を送るフロリアンさん(21)は「家を出て浮浪者となり、犯罪にも手を染めた。社会を憎んでいたが、信頼できる仲間や教官と会い、自信が持てた」と話す。イスラム教徒のエリエスさん(21)は「16歳で退学し、自宅でパソコンをいじっていた。今では軍務に就くことも考えている」という。
===== 引用おわり
 


<出典>
若者の社会参加を後押し 仏「国民奉仕制度」の狙いは
産経新聞(2018/07/02)
 
フランス「軍事志願奉仕制度」で若者の社会参加を後押し
https://www.sankei.com/world/news/180701/wor1807010026-n1.html
添付写真は、このサイトから。


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