2018年5月2日水曜日

(1225)  パッシブからアクティブへ(教育)

 
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(K0366)  若年性認知症就業(2) ~ その実際  <脳の健康><インクルーシブ社会>
http://kagayakiken.blogspot.jp/2018/05/k0366-2.html
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【項目】

1.    日本の教育界は、パッシブな人材を育て続けてきた
2.   「思考力・判断力・表現力」の育成を重視し、アクティブ・ラーニングを重視することは大切だ
3.    何のために学ぶのかという個々の目的意識(=志)が、主体的な学びを生み出す
 

【展開】

1.   日本の教育は思っていた以上に「受け身の姿勢」「考えない姿勢」がおのずと身につく構造になっており、「できるだけ発言したくない」「間違えることは恥ずかしい」「みんなについて行けばいい」というメンタリティーを知らず育んでいる

(1)  年齢や偏差値で同質性の高い者を集めて教育すれば「同調圧力」が強く働く。「同じ年なのにそんなことも知らないの」というネガティブな意識が醸成されやすい。(2)  また、正解が常にある「受験」を前提とした「暗記」と「問題を解くこと」に重きを置いた授業であれば、どうしても「間違うことへの恐怖」が染みつく。(3)  さらに、修学旅行などでガイドさんの解説を聞き、後をぞろぞろと団体でついて行くスタイルも主体的な学びではない。

問題はパッシブな人材を育て続けてきた日本の教育界。


  
2.   学習指導要領改訂が進められている。「思考力・判断力・表現力」の育成を重視し、アクティブ・ラーニングを重視することは大切だ
 

3.   結局、何のために学ぶのかという個々の目的意識(=志)が、主体的な学びを生み出す。人は目的意識があれば、言われなくともアクティブに学ぶ
 

<出典>

木村貴志、教師が問われる改革の本質
【解答乱麻】 産経新聞(2018/04/18)
 

「変化に対応できる若者」を育てたければ、まず教師がアクティブに!  バッカーズ寺子屋塾長・木村貴志
https://www.sankei.com/life/news/180418/lif1804180021-n1.html


 

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