2018年4月30日月曜日

(1223)  衣笠さんを悼む ~ 最もしびれた言葉

 
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http://kagayakiken.blogspot.jp/2018/04/k0364.html
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 衣笠さんが亡くなった(4/23)。たくさんの報道があったが、私が最もしびれた(心を奪われてうっとりとする)言葉は、「1球目はファンのため、2球目は自分のため、3球目は西本君のためにスイングしました」。
 
===== 引用はじめ
 印象的なのは、長嶋茂雄さんのコメントである。
 「巨人戦で死球を受けたときには、カープのベンチを自らなだめながら笑顔で一塁に向かう姿が忘れられません。芯が強く、優しい心を持っているいい男、ナイスガイでした」
 
 その象徴的なシーンが昭和54年8月、巨人の西本聖投手から受けた死球だろう。左肩甲骨を骨折しながら次戦に代打で出場し、江川卓投手の速球に、フルスイングで3球三振する。
 「1球目はファンのため、2球目は自分のため、3球目は西本君のためにスイングしました」という当時の衣笠さんの名言を、各紙は再掲した。
 
 付け加えれば、翌月の再戦で衣笠さんは、西本投手から豪快に逆転3ランを放っている。これこそが彼の真骨頂だったろう。
===== 引用おわり
 


 亡くなった日の夜7時からのNHKニュースには驚いた。冒頭から約15分間、衣笠の報道だけだった。他にも大切なニュースがいっぱいあるのだろう!
 
 それだけ、衣笠が愛されていたということだろう。何故、それほどまでに愛されたのか? 彼は、愛されようという行動はしていなかったと思う。
 
 野球に対する一途な愛。その愛を具現する人を、人々は愛さずにはおられなかったのだろう。
 
 と、一人盛り上がっていたのだが、……
 


 土曜日(28日)11:00~(再放送)、BS日テレ、「マイストーリー 20 フリーアナ・木佐彩子」を見た。彼女の発言によれば、夫 石井一久は「全然、野球を愛していなかった」。義務感と責任感で野球を続けていたそうだ。もちろん、石井一久もファンから愛されている。
 
 決めつけて、勝手に盛り上がってはいけない。
 


<出典>
衣笠さんを悼む 個の魅力の体現者だった
【主張】 産経新聞(2018/04/26)
 
衣笠さんを悼む 個の魅力の体現者だった
https://www.sankei.com/column/news/180426/clm1804260001-n1.html
添付写真は、このサイトから転載。



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