2018年2月20日火曜日

(1154)  不思議な世界とつながる / ダウン症の書家(1)

 
      最新投稿情報
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(K0295)  婚活ブーム10年・結婚率改善へ <少子高齢化>
http://kagayakiken.blogspot.jp/2018/02/k0295-10.html
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===== 引用はじめ
 〈産経新聞の読者のために書いた「新年の一字」は「光」だった。翔子さんは、本紙1月5日付朝刊に掲載された「光」を揮毫(きごう)する前、祈りを捧(ささ)げて巨大な筆を走らせたが、不満そうな様子。何度目かでようやく納得がいく作品ができると、満面の笑みでこう言った。「心をこめて書きました。みんなに『光』ってほしいです」。
===== 引用おわり
【動画】
新年の一字は「光」 ダウン症の書家、金澤翔子さんが揮毫
http://www.sankei.com/life/news/180104/lif1801040020-n1.html
 
 

【項目】

(1) 私の書には涙を流してくれない

(2) 違う知性が育っている

(3) 喜んでもらいたいという思いだけ

(4) 見えないけれど本物の世界
 



【具体的には】
 
(1) 私の書には涙を流してくれない

===== 引用はじめ
 私は60年以上、書道をやってきましたが、私の書に涙を流してくれた人はいません。でもね、翔子の書には本当に多くの人が泣くんですよ。昨秋、上野の森美術館(東京)で開いた個展では、ほとんどの人が泣いていました。翔子が20歳で初めて個展を開いたときもそう。なぜ泣くのでしょう。
===== 引用おわり
 

(2) 違う知性が育っている

===== 引用はじめ
 知的障害を持って生まれた翔子には、競争心というものがまったくありません。いつも穏やかでニコニコしている。私たちは人をうらやんだり、争ったりして苦悩しますが、翔子は別な世界で育ちました。知能指数は低いでしょう。それでもね、違う知性が育って、魂のレベルが純粋に保たれたんです。
===== 引用おわり
 

(3) 喜んでもらいたいという思いだけ

===== 引用はじめ
 翔子には、偉い人や有名人になりたいといった社会的な成功への欲望がまったくないんです。あるのはただ一つ。みんなに喜んでもらいたい、という思いだけなんです。そんな思いで書いた字には、不思議な力があるのだと思います。
===== 引用おわり
 

(4) 見えないけれど本物の世界

===== 引用はじめ
 私たちは、目に見えないものは存在しないと思っています。でも本当は、目に見えない世界というのは存在し、そこからやってくるパワーというのは想像を絶するほど大きい。翔子はその不思議な世界とつながって、私たちが見ている世界とは別の、見えないけれど本物の世界があることを、書を通じて私たちに見せてくれているのだと思います。
===== 引用おわり
 
 

出典
不思議な世界とつながる /「ダウン症の書家 金澤翔子(32) 母 泰子(74)(1) / 話の肖像画 / 産経新聞(2018/02/06

ダウン症の書家・金澤翔子 母・泰子(1) 不思議な世界とつながる
http://www.sankei.com/life/news/180206/lif1802060010-n1.html


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