2018年2月7日水曜日

(1142)  日本の誇れる文化、運動会


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(K0283)  してはいけない支援(2) 単純なお金の支給 <インクルーシブ社会>
http://kagayakiken.blogspot.jp/2018/02/k0283-2.html
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 運動会は、日本独特のものと聞いていたが、起源は、ヨーロッパにあるらしい。しかし、日本の運動会のように参加者が一定のプログラムについて順次全体としてまとまりながら競技・演技を行う形式の体育的行事は「近代日本独特の体育的行事」といわれる(日本体育協会監修 『最新スポーツ大事典』 p.96 大修館書店 1987年)。
 

 運動会と言えば、組体操の怪我が問題になってきた。例えば、「私たちは運動会の見方を変えた方が良い~組体操で我が子が大怪我をした保護者のインタビュー~」
https://news.yahoo.co.jp/byline/hiraiwakuniyasu/20170524-00071217/
添付写真は、このサイトから。
 

 数段のピラミッドはさすがに止めた方が良いが、一段ならば良いのではないかと私は思っていた。しかし、上記例では、4人でチームになる技、一段で大けがしている。私が小学校の時にしていたもので、それが中止になるとは、なんだか不思議な気がする。そんなに危ないとは思わなかった。

 どこまで妥協しなければいけないのかよく分からないが、運動会は続けるのが良いと思う。

===== 引用はじめ

 そして、最近、注目を集めているものに「運動会」がある。有森裕子さんが代表を務めるNPO法人「ハート・オブ・ゴールド」は、カンボジアで国際協力機構(JICA)の協力を得て小学校で運動会を始めた。長年行われていなかった体育の授業も復活させ、体育の指導要領も作成中とのこと。「スポーツが人と人、人と日常をつなげている」と有森さんは話す。

 2020年のオリンピック・パラリンピックの招致を最後まで争っていたのは東京とマドリード(スペイン)、イスタンブール(トルコ)だった。当時、トルコで暮らしており、いまでも日本とトルコを行き来している友人は「オリンピックを機に体育の授業が広まるといい」と話していた。トルコの小学校ではいまだに体育の授業がないと聞き、驚いた。

 運動会も日本のよき文化としてどんどん広めるべきだと思う。単なる競技会ではない。練習の時間も含め、楽しみながら、体力やチームワーク、芸術性などいろいろなものが育まれる。練習がつらかったり、転んで悔しい思いをしたり、思い出もたくさんできる。集団の和を重んじながらも個人の競争もあるので、社会の縮図が運動会には詰まっているのではないだろうか。
 

出典
増田明美、「日本の誇れる文化、運動会」、思ふことあり、産経新聞(2018/01/23)
スポーツジャーナリスト・増田明美 日本の誇れる文化、運動会を広めたい
http://www.sankei.com/column/news/180123/clm1801230005-n1.html

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