2018年1月28日日曜日

(1131)  いま『南洲翁遺訓』を読む意味とは /西郷隆盛『南洲翁遺訓』(4-2)


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(K0272)  就労継続支援A型事業所 <インクルーシブな社会>
http://kagayakiken.blogspot.jp/2018/01/k0272.html
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Eテレ
第4回 1月29日放送/1月31日再放送
月曜日   午後 10:25~10:50

()水曜日 午前 05:30~05:55
      午後 00:00~00:25
 

最後の「いま『南洲翁遺訓』を読む意味とは」について。
 

===== 引用はじめ
 自分が生きている時代に疑問を持ち、いったん立ち止まって、「いま」を相対化しようとするとき、西郷という人物は肯定的に復活します。
===== 引用おわり


===== 引用はじめ
 「このままでよいのか」という疑問が社会に蔓延するとき、自分の「ものさし」を持って生きるためには、現在の文明を相対化し、自分の人生観や死生観をも問い直す「深さ」が求められるでしょう。『南洲翁遺訓』は、現代の古典としてそれを可能にしてくれると思います。西郷は自らが生きた時代と社会を相対化できる文明観を、儒教という古典的知識のなかから導き出し実践した人物だからです。
===== 引用おわり
 

出典
先崎彰容(2018/1)、西郷隆盛『南洲翁遺訓』、100de名著、NHKテキスト(NHK出版)
 

2月の「100de名著」は、

ユゴー『ノートル=ダム・ド・パリ』
講師:鹿島 茂 (フランス文学者・明治大学教授)

時代を超える神話的想像力

 幾度にもわたって映画化され、またミュージカルに翻案され続けるなど、1831年の発表以来人々の想像力を刺激し続ける『ノートル=ダム・ド・パリ』。
 その魅力の源泉は、「人間の根源的な葛藤」にある。人間がいかにして宿命と向き合い、生きていけばよいのかを、この傑作から読み解く。

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