(1050) 「身勝手な人」を悪く思わない

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(K0191)　 妹たちへのメッセージ　／　「定年女子」研究インタビュー(6)　＜定年後＞
http://kagayakiken.blogspot.jp/2017/11/k0191-6.html
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この人は「悪い人」だと思いながら、身近な人と接触したくない。

では、「身勝手な人」とは、どう付き合うか。

 

ここで「身勝手な人」として、「テイクばかりでギブしない人（ Give & Take が成立しない）」を想定している。そういう人たちを悪く思わないのは、難しい。

では、私はどうしているか

 

(1) 私からの Give を停止する

　すると、どうなるか。

①  私の元から去っていく　…　もともと Give してくれる人でないから、困らない。ＯＫ

②  相手から Take を求めなくなる　…　対等な関係になるから、ＯＫ

③  相手からGive を始める　…　“Give & Take”が成立するから、ＯＫ

 

(2) 私からの Give を停止しないこともある

　それには、理由があるはずだ。

①  付き合いを継続せざるを得ない状況にある

②  敵に回したくない。喧嘩したくない

③  良好な関係を続けたい

 

小さな局面で、”Give & Take”が成立していないけれど、

相手との関係はアンバランスだが、

私は、トータルとして自分の利益が最大になるよう、動いている。

これ以上のことを、私はできない。

 

その人がどう生きるかは、その人の問題で、何とも言えない。

その人とどう付き合うかは、私の問題で、自分でコントロールできる。
 

こう考えると、相手を責める気持ちは薄まる。

 

そう考えても、「身勝手のこと」をされると、腹が立つ。

でも、「その人が悪い人だ」とは、あまり思わない。
「あの人は、そんな人だ」と半ば、あきらめている。

好ましくないことがあると、誰かを責めたくなる。

その時に、相手も責めず、自分をも責めない。

そのような「無責」の状態になれると、

心が安らかになる。