2017年7月6日木曜日

(925) 「怒りの人」名将・上田利司氏をしのぶ


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(K0066) 老人の反逆 / 社会学から見た「少子高齢・人口減少社会」(1) <個人の発達>
http://kagayakiken.blogspot.jp/2017/07/k00661.html
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 元プロ野球監督の上田利司氏が亡くなった。

===== 引用はじめ
 最近のプロ野球の監督と、取材したあの当時の上田監督は明らかに違う。上田監督は自分の思っていることをハッキリと意思表示した。チームにとって不利益な事柄には全身で怒りをあらわにした。自軍の選手たちを「エエで」と褒めまくり、乗せようとする一方で、相手に対する闘争本能は凄かった。何を考え、何をどうしようとしているのかサッパリ見えない最近の監督像とは全く違う。自分の態度や言葉でチームの方向性を示していた。周囲でどんな軋轢が起ころうが…だ。
===== おわり
産経新聞(2017/7/4 夕刊)

 

「怒り」は悪い感情だ、「怒ってはいけない」と言われている。そうだと思う。
 
しかし、記事を読んでいると、そうではないという気もする。
「チームにとって不利益な事柄には」という言葉には、しびれる。

 
そういう怒りをあまり見かけない。

本当は、その怒りがないことこそが、イケナイのではないか。
怒るべき時に怒らない。


見苦しい怒りばかり、世の中にはびこっている。
だから、「怒り」が不当に評価されているのではないか。

 

写真は、産経新聞(2017/7/3)より。

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