2017年6月29日木曜日

(918) ユニバーサルマナー


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(K0060) 家庭内の暴力 児童虐待 / 「生きづらさの中を生きる」(2) <家族の再形成>
http://kagayakiken.blogspot.jp/2017/06/k00602.html
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昨日(6/28)は、ユニバーサルマナーの3・2級検定試験を同時に受けてきた。

 ユニバーサルマナー検定3級は「高齢者や障害者への基本的な向き合い方やお声がけ方法を学ぶ、導入のための講座」。ユニバーサルマナー検定2級は、「車いすの操作方法など、実践的なサポート方法とより詳しい知識を学ぶ講座」。
http://www.universal-manners.jp/

 ユニバーサルマナー検定3級を受けて、「支援者が作った講座というより、当事者の思いが随分織り込まれた講座だ」という印象を受けた。

 ユニバーサルマナー検定2級の実技研修のテーマは「車いす使用者」「視覚障碍者」「高齢者」だった。これはしあわせの村の「ふれあい体験学習」に似ている。
http://www.shiawasenomura.org/learn/experience.html

 違うこととして「検定試験」がある。プレッシャーではあるが、これがあると総復習になり、締まりがあった。70点以上だと後日「2級認定書」を送ってくれるらしく、今回は「3級認定書」だけをもらって帰ってきた(写真)。

 ちなみに嵐・櫻井翔さんも挑戦し、筆記試験は満点だったらしい。
http://www.universal-manners.jp/media/post-348.html

 
独り言

  「体験キッド(写真)を着用して高齢者体験をしてください」 → 「そんなもの着用しなくても、私(昨日まで65歳)は毎日、高齢者体験している」

  「曇りゴーグルを着用して白内障体験してください」 → 「そんなもの着用しなくても、私は毎日、白内障体験している」 → 「どうですか、8ポイント・明朝体で見えにくかった文字も、12ポイント・ゴシック体にすると、ずいぶん見やすくなったでしょう」 → 「私はW白内障で、真っ白な世界。どちらも、文字があることすら、わからない」

 

 家に帰ってきたら、おりしもNHKで「今月、格安航空会社のバニラ・エアを利用した車いすの男性が、鹿児島県の奄美空港で車いすから降りてタラップの階段を腕の力で自力で上っていたことがわかりました」というニュースが流れていた。
「車いすから降り自力でタラップ上る バニラ・エアが謝罪」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170628/k10011033261000.html

 様々な意見があるようだ。
「ネット大荒れ! バニラ・エアが車いす客への対応で謝罪」
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1498631417178.html

 
 ニュースを見ていると航空会社が非人道的だという印象を受けたが、(航空会社ではないものの)企業で働いたことのある者としては、聞いていて切ない。航空会社としては、安全を守る絶対的な義務があり、規則は勝手に破れない。

 
 このようなことを二度と起こさないようにしなければならず、ハード・ソフト両面での対策が必要だろうが、それだけではなく、乗客と航空会社とが力を合わせて改善していくことも大切で、航空会社を一方的に非難して済ませられる問題ではない。「車いすを担いで(タラップを)下りる」ことを許可して、もしも事故が起きたら、誰が責任を負うのだろうか。乗客の協力なしでは、いかんともしがたいこともある。と、私は思った。




 

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