2016年11月28日月曜日

(706) 江戸の大ベストセラー!健康な暮らしの指南書「養生訓」


あらすじ名作劇場  BS朝日
20161123日(水) 放映済み
http://www.bs-asahi.co.jp/arasuji_meisaku/prg_029.html

 
  本の解説、構成などは、後ろの方に書いてある

 
全部が全部信用する訳にもいかないが(例えば「喰い合わせ」は、現代科学では根拠のない物が多い)、テレビを見ていて納得できた。

貝原益軒自身が小さい時から体が弱く、健康に関する情報を集め、実践し納得したものを書きとどめているからだろう。益軒83歳の著作であることから、説得力がある。

単なる健康ノウハウ本ではない。①「儒教思想に基づき、養生の目的と意義を述べる」から始まっている。 ②身体の養生だけでなく、精神の養生も説いている。 ③一般向けの生活心得書として書いている。 ④「医は仁術なり」という考え方。 ⑤老後の過ごし方を説いている。⑥口腔衛生の重要性までも述べている。 などが良いなと思った。

 

『養生訓』解説

===== 引用 はじめ

『養生訓』(ようじょうくん)は、正徳2年(1712年)に福岡藩の儒学者、貝原益軒によって書かれた、養生(健康、健康法)についての指南書。益軒83歳の著作で、実体験に基づきながらも、壮年期の体験の記述が希薄であるという指摘がある。長寿を全うするための身体の養生だけでなく、精神の養生も説いているところに特徴がある。一般向けの生活心得書であり、広く人々に愛読された。

 
構成

第一巻 総論上
儒教思想に基づき、養生の目的と意義を述べる。

第二巻 総論下
運動・栄養・休息に過不足なく生活することを奨める。

第三巻 飲食上

第四巻 飲食下
   3巻・4巻では、控えめな飲食の方法および喫煙の害を説く。

第五巻 五官
   五官(耳・目・口・鼻・形)の機能を説き、
口腔衛生の重要性を述べる。

第六巻 慎病
   「医は仁術なり」の記述で知られる。
病にならないように養生し、かかる医者は吟味することを奨める。

第七巻 用薬
   薬の効能と害を説く。

第八巻 養老
   老後の過ごし方を説く。

===== 引用 おわり
Wikipedia 『養生訓』

 
 
あらすじ名作劇場 次回は、

~ 和洋のお姫様「落窪物語」「シンデレラ」 ~

1130日(水)放送】22:00 - 23:00 BS朝日

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