2016年10月10日月曜日

(656) 賭博(2/4)


 第一回目は、基礎編として、賭博らしい賭博について

1.収益金を公が徴収できる賭博は「良い賭博」であり、他は「悪い賭博」である

2.賭博には、問題点が多い

3.パチンコは、違法ではないが、問題が多い

 
 
<各論>

 
1.収益金を公が徴収できる賭博は「良い賭博」であり、他は「悪い賭博」である
wikipedia等を参照して作成)

 競馬、競輪、競艇、オートレースの4つは「公営競技」である。公営競技とは、公の機関が賭博(ギャンブル)として開催するプロフェッショナルスポーツの総称である。主催者は特殊法人である中央競馬を除くと、地方公共団体あるいは一部事務組合であり、中央官庁の管轄(競艇は国土交通省、競輪とオートレースは経済産業省、競馬が農林水産省)である。中央競馬については、出資者が国である。

サッカーくじ(toto)の正式名称は「スポーツ振興投票」であり、文部科学省が指導監督している。公営競技ではない。
 
宝くじの正式名称は「当せん金付証票」であり、総務省が管轄している。数字選択式宝くじ(ロト・ナンバーズ)は、宝くじの一種である

 以上は、例外であり、一般に賭博は禁止されている。

 
 思うに、お上に上納金を払う賭博は「良い賭博」である。上納金を払わない賭博は「悪い賭博」なので禁止される。しかし、賭博であることに、違いはない。



2.賭博には、問題点が多い
wikipedia等を参照して作成)

「賭博」「問題点」「ギャンブル依存症」を確認する。


賭博:

金銭や品物などを賭けて勝負を争う遊戯のことである。 金銭や品物などの財物を賭けて、(偶然性の要素が含まれる)勝負を行い、その勝負の結果によって、負けた方は賭けた財物を失い、勝った方は(なんらかの取り決めに基づいて)財物を得る、と言う仕組みの遊戯(ゲーム)の総称である。

 
問題点:

賭博・ギャンブルは、人の射倖心をくすぐり、時に中毒的な依存状態を招き、破産や人格崩壊に至り、果てには自殺、殺人に及ぶ場合もある。

 
ギャンブル依存症:

ギャンブルなしでは生きていけなくなった人における依存症(精神疾患)であり、WHO(世界保健機関)では「ギャンブル障害(ギャンブリング障害)」「病的賭博」と言う名称を使用している。この疾患にかかった人をギャンブル依存症者と呼ぶ。自己の生活基盤・価値観、仕事や学業、家族や友人などの人間関係を犠牲にしてでもギャンブルを続けてしまう、と言う進行性を伴う。



3.パチンコは、違法ではないが、問題が多い
wikipedia等を参照して作成)

パチンコ遊技施設は、現在ではギャンブル的要素を持つが庶民の身近な娯楽施設として都市や地方を問わず国内各地にくまなく存在している。このために、多くの社会的問題を抱えている。

 警察との癒着、パチンコ依存症、児童の社内放置、北朝鮮の資金源、暴力団の資金源など 

賭博(ギャンブル)とは刑法においては、「金品などを賭け、偶然性の要素を含む勝負を行い、その結果によって賭けた金品の再分配を行うもの」をいい、このような「賭博」は、賭博罪として刑法185条によって禁じられている。ここで「金品」には景品も含まれるため賭博罪の正否が問題となる。パチンコでは現金や有価証券ではなく賞品を景品として出すことが風俗営業法で認められているため、刑法第35条の「法令又は正当な業務による行為」として刑事罰の対象にはならない。

パチンコ遊技施設は、現在ではギャンブル的要素を持つが庶民の身近な娯楽施設として都市や地方を問わず国内各地にくまなく存在している。このために、多くの社会的問題を抱えている。

 
  以下の詳細は、wikipediaの『パチンコ』を参照してください

3 パチンコの問題点
3.1 パチンコの合法性
3.2 警察との癒着
3.3 ATM設置
3.4 パチンコ依存症
3.5 児童の車内放置等
3.6 脱税
3.7 不正改造・遠隔操作等の問題
3.8 周囲に与える影響
3.9 韓国におけるパチンコ禁止
3.10 その他

 
また、
パチンコと在日韓国・朝鮮人の関係  / 北朝鮮の資金源
違法賭博が暴力団の資金源になるなど、社会問題も多く内包する。

0 件のコメント:

コメントを投稿