2016年9月8日木曜日

(625) 山崎亮「地域におけるコミュニティデザイン」 (3/3) 従内容


前回に引き続き、以下の講演会について述べる。最終回

 
平成28年度 協働のまちづくり講演会
 2016/9/3、明石市民会館

 講演「地域におけるコミュニティデザイン」
  山崎亮 (株式会社 studio-L 代表)
 配布資料なし

 

(3/3) 従内容>     前回は(2/3)主内容

 この講演のタイトルは、「地域におけるコミュニティデザイン」である。直接関係があるものを「(2/3)主内容」、その他を「(3/3)従内容」とする。

 

(3/3)従内容」

 
1. ラーニングピラミッド
 ~ 講義を受けても、覚えているのは5%

 
2. ポケモンGO 誕生秘話
 ~ それは、陣取り合戦から始まった

 
3. 来てほしい人のところに会いに行く
 ~ 待っていても、来てくれない

 

 
<各論>

 1. ラーニングピラミッド
 ~ 講義を受けても、覚えているのは5%

能動的になればなるほど学習の定着化を図れるとされています。裏を返せば、受動的になればなるほど定着化しないということです。

•講義を受ける-5%
•資料や書籍を読む-10%
•視聴覚(ビデオや音声等による学習)-20
•実演を見る-30%
•他者と議論する-50%
•実践による経験、練習-75
•他者に学んだことを教える-90



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
と言われています。定着率が高くなるものほど、他者の関わりも必要であり、且つ主体性・能動性が求められますね!

 引用:


 
2. ポケモンGO 誕生秘話
 ~ それは、陣取り合戦から始まった

いいね! RT @metaludon: ポケモンGOはどうやら亡くなった任天堂の岩田社長が「ゲームは確かに楽しいが、それが原因で子供達が外で遊ばなくなった。外に出て遊べるゲームにしよう」みたいな趣旨で考えたゲームらしく、それ聞いて感動してる。(茂木健一郎、2016712 13:56

と信じている人が多いようだが、それは嘘。

 

Pokemon GO」が誕生するキッカケになったのは、201441日に公開されたGoogleマップのエイプリルフール企画「ポケモンチャレンジ」では、151匹のポケモンを集めることでGoogleからポケモンマスター認定証がもらえるというものでした。

 とインターネットで調べると書いてある。
 
 
しかし、山崎氏によれば、さらに前がある。

Google社では、Google Map を作り、Google View を開発したが、開発者は室内に閉じこもって不健康である。そこで、確立したシステムで外に出て遊ぶ陣取り合戦のゲームを作った。ポイントを作り、青チームと赤チームが競うゲームで、皆、楽しんだ。新会社を作り事業化を進めた。単なるポイントではつまらないので、モンスターを当てはめた。

 

 
 3. 来てほしい人のところに会いに行く
 ~ 待っていても、来てくれない

来てほしい人は、来てくれない。ならば、来てほしい人のところに会いに行けばよい。「面白い人10人」を紹介してもらい、訪問して1時間かけて話をし、友達になった。彼らに「面白い人3人」を紹介してもらって、訪問した。こうして、友達が100人できた。催し物を開催し、その100人に招待状を出したら、70人が来てくれた。そこから、始まった。

「正しい」だけでは、人は来てくれない。「楽しい」が加わると、人が来てくれる。『楽しさ無くして、参加なし』

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