2016年4月6日水曜日

(469) 気楽にまじめな話をできる場

 昔本で読んで気に入って、今でもうろ覚えているが、著者も本名も覚えていなかった。そこはインターネットの便利なところ、見つかった。言ったのは柴田昌治、本は『なぜ社員はやる気をなくしているのか』だったようだ。

 「気楽にまじめな話をできる場」づくりは、私の関心事の一つである。色々首を突っ込んだり、自分でやってみたりしているが、なかなか難しい。

 「読書会」を始めて、参加者と試行錯誤し、漂いながら運営していくうちに「普通の読書会とは違うな」ということになり、「読書サロン」と名前を変えた。私が引っ張ったつもりはないのだが、できあがりつつあるのは「気楽にまじめな話をできる場」のようである。

 この概念に近い、私のかかわったケースを整理すると、表のようになる。
 
 
 

 ここに掲げたものは、限定しているわけではないが、高齢者が多い。おそらく若者中心で活気ある「気楽にまじめな話をできる場」が世の中にたくさんあるのだろうが、まだ出たことはない。

 これからも、追求していきたい。こういう場を作っていくのも一つだが、今ある場がこういう場になっていくのも、いいなと思っている。

  「酒飲み交流会」はこういう場にならないし、こういう場にしようとすると白ける。そこにはまた、別種の楽しみがあると割り切るのがよかろう。

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