2021年9月24日金曜日

(2464) 3~4の感染経路がある / 「空気感染」前提 予防訴え(1)

 【 コロナ ・ 感染経路 】感染経路は、四つあるいは三つに分類される。①空気感染(エアロゾル感染)。②マイクロ飛沫感染、③飛沫感染、④接触感染。専門家((1)CDC(2)WHO(3)厚生労働省、(4)西村氏)の意見は、少しずつ違う


 感染経路は、四つあるいは三つに分類される

 

  空気感染(エアロゾル感染)

  マイクロ飛沫感染

  飛沫感染

  接触感染

 

 このうち、①と②は違うという説と、同じだという説がある。

 

A)米疾病対策センター(CDC)は、コロナの主な感染経路として飛沫感染や空気感染を紹介。接触感染はまれだとしている。

B)世界保健機関(WHO)は、これら3つがいずれもあり得るという立場だ。

C)一方、厚生労働省は、せきなどから出る「マイクロ飛沫」という粒子に含まれたウイルスを吸引することによる感染は認めるが、「空気感染ではない」とする。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長も会見で否定している。

D)この政府見解に対し、真っ向から「否」と唱えるのが国立病院機構仙台医療センターの西村秀一ウイルスセンター長だ。「マイクロ飛沫感染」の概念について、「空気感染と呼ぶことから逃げているだけ」と批判し、まずはそこを認めなければ正しい対処ができない、と訴える。

 

<出典>

「空気感染」前提 予防訴え

産経新聞(2021/09/20)



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