2021年7月20日火曜日

(2400) 違い。わからない男。どうでもいい女 / 男と女の違い(35)

 【 読書 ・男と女の違い 】人気、希少価値、伝統 … 違いがわからない男性は「うんちく」が大好き。いっぽう女性は、男性に比べて感覚が鋭く、スペックやデータなどを見なくても直感的に違いがわかります。モノに違いがあるのは当たり前


プレゼント選び

 

A)     ここが違う

男:男は違いがわからない

女:女は違いなんてどうでもいい

 

B)     初めてのプレゼントを選ぶとき

男から女へ:よくわからなかったけど、がんばって選んだんだ

女から男へ:○○っていうブランドで、あなたに似合うと思うの

 

【展開】

A)   ここが違う

 

男:男は違いがわからない

 違いがわからない男は「うんちく」が大好き

 男は、自分では違いがわからないからこそ、指標に照らし合わせることで違いを発見・理解できたときの喜びが大きい。そうして「こだわり派(でも実は違いがわからない)」の男性は、ますますこだわるようになります。

 そんな男性には、プレゼントと一緒にたくさんの情報。うんちくを与えるのがいちばん。具体的に男性に響くのは「人気ナンバーワン」「希少価値」「伝統のブランド」など、ベタでわかりやすいものです。評価しやすい長所があると、「それならいい品なのだろう」と安心できるからです(みんなが好きな女を好きになるのと似た心理です)

 

女:女は違いなんてどうでもいい

 女には、ときにはサプライズでプレゼントを

 いっぽう女性は、男性に比べて感覚が鋭く、スペックやデータなどを見なくても直感的

に違いがわかります。

 モノに違いがあるのは当たり前で、そんなことはどうでもいいと考えるので、それよりは「かわいい」「かっこいい」など、自分の心を動かす「グッとくる」ポイントがあるかどうかのほうがよほど大切。主観による判断だからこそ、ブレがないわけです。

 

B)   初めてのプレゼントを選ぶとき

 

男から女へ:よくわからなかったけど、がんばって選んだんだ

 相手のセンスがわからないうちは、熱意でカバー。店員さんとのやりとりなど、苦労話を用意しておきましょう。そのうち「前に欲しいって言ってたから」など進歩させられば、さらにベター。

 

女から男へ:○○っていうブランドで、あなたに似合うと思うの

 相手のセンスがわからないうちは、勢いでカバー。「一流ブランドが似合う男」と持ち上げることで、「そうかなぁ」といい気にさせましょう。

 

<出典>

五百田達成、『察しない男、説明しない女』、No.18



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