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(K1328) 東京・町田で竹林プロジェクト <認知症>
http://kagayakiken.blogspot.com/2020/12/k1328.html
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(2184)からの続き
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難波課長は1オン1導入から数カ月、平野部長とプライベートな事柄まで語り合ったことで「心理的安全性が確保された」と話す。一方の平野部長は、部下がこれまでにないような提案をしてくるようになったという
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1オン1は部下が上司に提案しやすい環境を作り出すためのツールで、変化の激しいIT企業などがこぞって導入する背景もここにある。そこで1オン1をする際は、上司は聞き役となり、部下から新たな挑戦やアイデアを引き出すような対話を行うことになる。
実際に富岡氏の支援を受けて6月から1オン1を導入した大手損害保険のSOMPOホールディングスで行われている面談を見せてもらった。
協力してくれたのは、経営企画部の平野友輔特命部長と部下の難波克彰課長。平野部長が最近の出来事などを聞くと、難波課長からは「家族にミルフィーユ鍋を作りました」「町内会で役員をやることになったんです」などといったエピソードが飛び出した。難波課長にとって家族や仲間と関わることは、会社や社会との関わりと同様に大切な人生の意味。いわば「使命(ミッション)」だ。
平野部長はこうした難波課長の思いを理解したうえで、話題を今後のことに切り替える。「次に挑戦したいことは」と問いかけると、難波課長の口から「グループのブランディングも考えたい」と仕事面での前向きな発言が出た。
難波課長は1オン1導入から数カ月、平野部長とプライベートな事柄まで語り合ったことで「心理的安全性が確保された」と話す。一方の平野部長は社内ではこわもてのイメージが強く、部下が話しかけづらい一面もあったが、1オン1を機に、部下がこれまでにないような提案をしてくるようになったという。
もちろん1オン1には時間も手間もかかるという欠点がある。上司が部下の人生観を受け入れないまま1オン1を繰り返せば、上司の考えを押し付けるだけの場にもなりかねない。企業が1オン1を使いこなすには、制度や個人のスキルを高めるための試行錯誤も必要となりそうだ。
富岡氏によると、その際、「仕事」ではなく、部下の「人生」という視点に立って向き合うことが重要になってくるという。人にはそれぞれの人生で(1)やりたいこと(2)得意なこと(3)やるべきだと思っていること-がある。部下からこうした思いを引き出し、仕事に当てはめると、命令や指示がなくても自発的に行動する人材へと育っていくのだという。
※ (2190)に続く予定
<出典>
【経済#word】1オン1ミーティング 上司と部下、対話で企業変革
産経新聞(2020/12/15)
https://www.sankei.com/premium/news/201201/prm2012010004-n1.html
添付図は、
テレワーク環境下における、1on1ミーティングの必要性とは | 人材・組織開発の最新記事(コラム・調査など)
| リクルートマネジメントソリューションズ
(recruit-ms.co.jp)
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