2020年7月23日木曜日

(2036)  自意識 /男と女の違い(13)


◆ 最新投稿情報
=====
(K1177) (着衣の混乱)お気に入りの服を着替えたくない(1) / 認知症の人の不可解な行動(23) <認知症>
=====
 
 
☆☆
「物書きをしているんだ」と言う小説家に、「オレのことを書かないでね」言う男性。他人に知られるのがイヤ。「私のことをモデルに何か書いて」と言う女性。他人から自分がどう見られているかを知りたい
☆☆
 
  自意識
 
A)   ここが違う
男: 男は分析されたくない
女: 女は言い当てられたい
 
B)   相手の性格をほめるとき
男から女へ: 君って意外と○○だよね
女から男へ: あなたの○○なところが好き
 
【展開】
A)   ここが違う
 
男: 男は分析されたくない
 男は分析されると「上から」ものを言われた気持ちになる。
 一般的に男は、誰からも分析されたくないと思っています。分析するということは、どこか「上から」の行為でもあります。自分のことを「上から目線であれこれ言い当てられる状況は、男のプライドが許しません。
 分析されたくない男の性格を指摘する場合には、「最後はほめる」というルールを覚えてくたさい。たとえば「あなたは頑固なところがあるけど、私は好き」「真面目すぎることもあるけど、そこが長所だよね」など。最後は主観で締めることで「分析された感」をマイルドにできます
 
女: 女は言い当てられたい
 女は 私のことをわかってくれてる 感に弱い。
 「言い当てられたい」「分析されたい」という願望があります。他人から「こういう人間なんたよ」と言い切られることで、自分を発見したような気持ちになります。そういう欲求があるからこそ、女性には「占い好き」「心理テスト好き」が多いのです。
 言ったことが的外れだと「全然わかっていない」という真逆の評価をされてしまうので、ちょっとしたコツが必要。たとえば「意外に気が強いところがあるよね」「寂しがり屋なところがあるんだね」など。「~なところもある」という曖眛な表現で、多面性を指摘するのです。
 
 
B)   相手の性格をほめるとき
 
 男から女へ: 君って意外と○○だよね
 「そりゃ、誰にだってあるだろ」という頭の中のツッコミは気にせず、どんどん気づいたところを指摘。「そうかなあ?」と否定されないよう、「~~なところもある」ぐらいの言い回しで勝負。
 
女から男へ: あなたの○○なところが好き
 基本的には分析されたくないので、つい気づいて指摘してしまったら「そこがいいところだけど」「いい意味で」などとフォローすることを忘れずに。
 
 
<出典>
五百田達成、『察しない男、説明しない女』、No.19



0 件のコメント:

コメントを投稿