2020年6月26日金曜日

(2011)  世代レベルでの動き / オンライン会議で変わるもの(6)


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(K1152)  アンチ・エイジングとナチュラル・エイジング(1) / 自立期と仕上期との間にて(9) <自立期~仕上期>
http://kagayakiken.blogspot.com/2020/06/k1152-19.html
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オンライン会議で会議が変わる。それは、大きな出来事だが、オンライン会議の影響全体から見ると、ほんの一部にしかすぎない。オンライン会議により文化が、社会が「変わる」だけではなく「変えていく」ことも可能
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 オンライン会議は、世代レベルで、異なった様相を示す。

(1)  幼児期
 母親がスマホを子どもにわたし、一人遊びさせる時代になっている。子どもが夢中になるスマホ向けアプリケーションが多くあるらしい。子どもがスマホを勝手に触っているうちに(知らぬ間にデータを消去してしまうこともあるので要注意)、誰から教わることもなく、スマホを使えるようになる。おじいちゃんやおばあちゃんより上手スマホを使える3歳児も多いようだ。

(2)  小中学生
 「政府は、2020年までに小中学校の全生徒にタブレット端末が行き渡るように環境を整備し、タブレットで授業を受けることを推奨している。
https://smile-zemi.jp/art/02/sho/coming2020/
 「神戸市と市教育委員会は10日、市立の全小中学校の児童・生徒約11万人に対し、本年度中にタブレット型パソコン(PC)を1人1台整備すると発表した。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/859f9c8b188dca9060ebe04342cdbd3c50f6b7ff
 将来の大人は全員、小中学生時代にタブレットを使ったことがあることになる。何の抵抗感もなく、オンライン会議に参加するだろう。

(3)  前期高齢者
 前期高齢者の「オンライン会議」の関りも変わる。人が変わるというより、世代が変わる。前期高齢者(6574歳)の人は、10年経つと、総入れ替えになる。10年後の「前期高齢者」は、今の「前期高齢者」ではない。10年後の世代は、ITとの関りが深い。
 今の前期高齢者が習熟してオンライン会議に出られる面もあるが、むしろ、オンライン会議に参加できる人が、10年後には前期高齢者になる。


 今の高齢者の中には、オンライン会議参加に抵抗感をおぼえる人が多い。しかし、世代交代が進むにしたがって、オンライン会議が、今後増えていくだろう。オンライン会議の出現で、会議が、会話が、コミュニケーションのあり方が、人間関係が、不可逆的に大きく変質していく。文化も変わる。

 文化がオンライン会議普及に影響を及ぼす。それだけに終わらない、オンライン会議が文化そのものを変えていく。
 鳥瞰的にその様子を見ることにより、新して局面に適応していける。「私」を変えるだけではない。「社会」も変えていける。

 終わり

<出典> オリジナル

添付は、
https://www.city.kobe.lg.jp/documents/30547/leaflet.pdf


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