2020年5月1日金曜日

(1956) 「人」という漢字の成り立ち

 
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http://kagayakiken.blogspot.com/2020/05/k1097-blog.html
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「人」という字の成り立ちには、様々な説がある。学術的正しさを離れて、自分にとっての「人」を定義してよいと思う。その人の価値観を表すだけでなく、その人がこれからどう生きていくかにも影響する大切な選択だ
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1.   人という字は、支え合っている
2.   人という字は、犠牲になっている
3.   人という字は、自立している
4.   考察
 
【展開】

1.   人という字は、支え合っている
 金八先生はドラマの中でこんな名言を残していました。
 君たちいいですか〜。人という字はねぇ、ひとりの「人」がもうひとりの「人」を支えている字です。つまり、人と人が支え合ってるから人なんです。人は人によって支えられ、人の間で人間として磨かれていくんです。
http://suzuin.co.jp/blog/6214.html
添付図は、
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1710/16/news120.html
 
2.   人という字は、犠牲になっている
 人という字は人と人が支えあって、とか言ってますけど片方寄りかかってんじゃないですか。誰かが犠牲になることを容認してるのが人って概念だと思うんですよね
https://twitter.com/chinosuki/status/768007838685732864?lang=he
 
3.   人という字は、自立している
 人という文字は、甲骨文字で人間を真横から見た形だといいます。
 「甲骨文字→篆書→隷書→楷書→行書」の順に並べたものを添付します。一番上の漢字の基本となる甲骨文字≒篆書が「人間を真横から見た形」になり、支え合っているのではなく自立しているのが分かります。それが隷書として変化をくり返し、今の楷書になっています。
http://suzuin.co.jp/blog/6214.html   前出
 
4.   考察
 学術的には「3.人という字は、自立している」が正しいようですが、それとは離れて「人とは何か」を考える時には、3つのどれでもよいと思います。「私はこう思う!」というのに他者が異議を唱えたり、議論したりするものではないでしょう。と前置きし、…
 私は、「1. 人という字は、支え合っている」と思っています。



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